スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

高血圧の症状(4)めまい

更新日:2017/11/07 公開日:2014/12/26

高血圧の症状

血圧は高すぎても低すぎても危険です。大切なのは血圧のコントロール。コントロールできないと、めまいなど、体にさまざまな異変が起こってきます。ドクター監修の下、血圧とめまいの関係性について解説します。

めまいと血圧の関係

高血圧の治療中の方で、めまいが気になっているという方はいませんか?高血圧とめまいの関係について詳しく解説します。

血圧が下がるとめまいが起きる

めまいは、血圧が高い時よりも、むしろ低い時に起こります。高血圧の場合、降圧薬を飲むことで血圧が下がって、起立性低血圧になりやすくなります。脳に循環する血液が一時的に足りなくなり、いわゆる立ちくらみが起こって、これがめまいとして感じられるのです[1][2]。

そのため、高血圧だけが原因でめまいが起きることは少ないと言えるでしょう。むしろ、問題となるのは低血圧の方です。

高血圧緊急症の場合

高血圧緊急症と呼ばれる状態になると、めまいの症状が起きるときはあります。血圧が高いために、脳や心臓、血管などに脳出血や心不全などの問題が起きる場合です[1][2]。

めまいを引き起こす高血圧とは

一過性の血圧上昇

何らかの身体の異常にともない、血圧が一時的に急上昇することがあります。この場合に、めまいが症状として現れることもあります。強い不安によるパニック障害や過換気のほか、異常にホルモンを作ってしまう「褐色細胞腫」や「偽性褐色細胞腫」といった病気、血圧の調節に関係する「圧受容体反射機構」の障害などが要因となります[1][2]。

褐色細胞腫による高血圧

褐色細胞腫は、交感神経や副交感神経に関係した「カテコールアミン産生腫瘍」と呼ばれる腫瘍です。ホルモンの異常によって、高血圧を起こします。場合によって血圧を異常に上昇させることがあり、症状としてめまいにつながるケースがあります[2]。

参考文献

  1. [1]日本高血圧学会高血圧治療ガイドライン作成委員会. 高血圧ガイドライン2014. 日本高血圧学会 2014
  2. [2]デニス・L・カスパーほか編. ハリソン内科学 第5版. メディカル・サイエンス・インターナショナル. 2016; 153, 2384
ヘルスケア本