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胸焼けの原因

更新日:2017/09/14 公開日:2014/12/15

胸焼けの原因・症状

胃の内容物が食道に逆流することで起こる「胃食道逆流症」は、胸焼けの原因として、もっとも考えられる病気です。そこで今回は、胸焼けが起こる原因として、胃食道逆流症を招く要因をご紹介していきます。

胸焼けする人は胃食道逆流症かも

胃酸が食道に逆流することで、食道粘膜が傷ついたり、胸やけを引き起こしたりする症状を総じて「胃食道逆流症(GERD)」といいます。「逆流性食道炎」も、この胃食道逆流症に含まれます。そこで今回は、胸焼けが起こる原因として、胃食道逆流症を招く要因をご紹介しましょう。

胃食道逆流症を招く要因

胃食道逆流症を招く大きな要因の1つに、胃液の逆流を防ぐ機能の低下があります。逆流を防ぐ働きをしているのは、胃と食道のつなぎ目にある「下部食道括約筋」といわれる筋肉です。

下部食道括約筋は、本来であれば、食べ物を飲み込むとき以外のときは、しまっているので、胃の内容物が食道に逆流することはありません。しかし何らかの影響で、この筋肉がゆるみやすくなると、胃液が逆流して、胸焼けを起こしてしまうのです。

下部食道括約筋の機能が低下する要因には、次のようなものがあります。

●加齢:
年齢を重ねるに従って、下部食道括約筋の筋力が衰えていきます。

●食べ過ぎ・早食い:
一度にたくさん食べたあとは、ゲップが出ますが、これは、胃の中にたまった空気を出すために、一時的に下部食道括約筋が緩むからです。このとき、空気だけでなく胃酸も逆流すると、胸焼けを起こしてしまいます。また、よく噛まずに食べる「早食い」をすると、食べ物と一緒に空気を飲み込みやすくなり、ゲップが出て、胸焼けがしやすくなります。

●脂っこい食事:
消化に時間がかかる脂肪の多いものを食べると、「コレシストキニン」というホルモンが分泌されて消化を助けます。しかしこのホルモンには、下部食道括約筋を緩める作用もあるので、胸焼けが起きやすくなります。

●アルコール:
ワインや、ビールなどのアルコール飲料を飲むと、コレシストキニンが分泌されやすくなるとともに、胃酸の分泌も活発になるので、胸焼けが起こりやすくなります。

●腹部の圧迫:
肥満の人や妊婦している人は、胃が圧迫されて胃酸逆流を起こしやすい傾向があります。これは、腰が曲がっている人、庭仕事などで前かがみの姿勢を長時間とる人、ベルトやコルセットやなどで腹部を締めつけている人にも当てはまります。

ほかの病気の可能性も

胸焼けを起こしやすい病気には、「胃食道逆流症」以外にも「胃炎」や「胃潰瘍」「十二指腸潰瘍」「食道がん」「胃がん」などがあります。慢性的に胸焼けが起こる人は、一度病院できちんと検査を受けましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 消化器科

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