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胸焼けに効く薬

更新日:2018/05/11 公開日:2014/12/15

胸焼けの対処・治療方法

胃の内容物が食道に逆流して、胸焼けを起こす「胃食道逆流症」の薬には、大きく分けると、2種類のタイプがあります。逆流を起こりにくくする薬と、逆流しても粘膜が傷つかなくする薬です。今回は、それぞれの薬にどんなものがあるのをご紹介していきます。

胸焼けの薬ってどんなもの?

胸焼けは、胃酸が食道に逆流することで起こりますが、こういった症状が起こる病気を総称して、「胃食道逆流症(GERD)」といいます。この胃食道逆流症の治療に用いられる薬には、2つに大きく分けられます。胃酸の分泌を抑制して逆流を防ぐタイプと、胃酸が逆流しても粘膜が傷つかないようにするタイプです。そこで、それぞれの薬にどんなものがあるのかを見ていきましょう。

胃酸の分泌を抑制して逆流を防ぐタイプ

プロトンポンプ阻害薬(PPI)

「プロトンポンプ」とは、胃酸を分泌する壁細胞にあり、胃酸の主成分である塩酸をつくっている分子です。「プロトンポンプ阻害薬」は、このプロトンポンプの働きを阻害することで、胃酸の分泌を抑制します。

胃食道逆流症を治療する第一選択薬として利用され、胃酸分泌抑制薬である「H2ブロッカー」よりも、効果がはるかに高いと言われています。

H2ブロッカー

プロトンポンプが塩酸をつくるためには、いくつかの物質からのシグナルが必要になります。そこで、それらの物質の中でも、特に重要な役割を果たす「ヒスタミン」からのシグナルをブロックすることで、胃酸の分泌を抑制します。

H2ブロッカーは、プロトンポンプ阻害薬に比べて効果が弱く、毎日連続して利用していると効果が徐々に低下します。このため、プロトンポンプ阻害薬を補完する薬として用いられることが多いようです。

逆流しても粘膜が傷つかないようにするタイプ

酸中和剤(制酸剤)

胃酸を中和して、胃酸の働きを弱め、食道粘膜が傷害されるのをやわらげる薬です。速効性がありますが、効果が1時間ほどしか持続しなかったり、便秘や下痢などの副作用が出やすかったりします。このため、プロトンポンプ阻害薬を使用し、たまに胸焼けの症状が現れた場合などに用いられます。

胃粘膜保護薬

食道の粘膜を保護することで、逆流してきた胃酸から食道を守る働きがあります。ですので、胸焼けの症状を一時的に抑えるために用いられることがあります。

この病気・症状の初診に向いている科 消化器科

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