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胸焼けによるゲップ

更新日:2016/12/09 公開日:2014/12/22

胸焼けの原因・症状

ゲップをすると、空気だけでなく、胃酸も一緒に逆流しやすいので、胸焼けを起こしがちです。しかし、頻繁にゲップや胸焼けが起きる場合は、病気が関係している可能性があります。そこで今回は、ゲップと胸焼けに関係する病気をご紹介していきます。

どうしてゲップが出るの? 

炭酸飲料を一気に飲んだり、食事を一度にたくさん食べたりすると、ゲップが出ることがあります。ゲップは、胃の中にたまった空気やガスを吐き出すために、食道と胃の境目にある「下部食道括約筋」が一時的に開くことで起こる現象です。そのため、食後に2〜3回くらいゲップが出るのは、健康な人にでも、よくあることです。

しかし、食事と関係のないタイミングで、頻繁にゲップが起きるという状態が続くなら、食道や胃の病気が関係している可能性があります。また胸焼けは、胃酸などが食道に逆流し、粘膜を荒らすことで起こりますが、大抵の場合、逆流が起きるときは、胃の中の圧力が高くなっているので、その力を逃がすために、ゲップが起こります。

ゲップと胸焼けに関係する病気

ゲップと胸焼けが関係している病気には、どんなものがあるのかを見ていきましょう。

逆流性食道炎…下部食道括約筋の機能が低下して、胃酸が逆流しやすくなり、食道の粘膜が炎症を起こす病気です。胸焼けやゲップというと、まず逆流性食道炎の可能性が考えられます。

非びらん性胃食道逆流症…症状は逆流性食道炎と似ていますが、非びらん性胃食道逆流症の場合は、食道に炎症などの異常が見られません。ストレスによって、食道の粘膜が過敏になっていることで生じると言われています。

胃潰瘍・十二指腸潰瘍…胃酸や消化酵素で、胃や十二指腸の粘膜が消化され、ただれたり、穴が開いたりする病気です。胃酸過多になっていることが多いので、ゲップや胸焼けも起こりやすくなります。

慢性胃炎…ピロリ菌の感染によって、慢性的に胃が炎症を起こす病気です。慢性胃炎も胃酸過多になりやすいので、ゲップや胸焼けの症状が出やすくなります。

胃がん…初期段階では、自覚症状がほとんどありませんが、がんが大きくなって、胃の機能が低下していたり、胃と十二指腸の境目である「幽門」が狭まって、ガスがたまりやすくなったりすると、ゲップや胸焼けの症状が出ることがあります。

空気嚥下症…空気を飲み込む量が増え、ゲップが増えたり、腹部膨満感を感じたりする症状のことで、「呑気症(どんきしょう)」とも呼ばれます。

人は緊張していたり、不安だったりすると、唾液をゴクリと飲み込むことがありますが、このとき無意識のうちに、空気も一緒に飲み込んでいます。ストレスなどの影響で、ツバを頻繁に飲み込むようになると、空気が胃の中に空気がたまり、ゲップが出やすくなるのです。

この病気・症状の初診に向いている科 消化器科

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