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食後の胸焼け

更新日:2018/05/11 公開日:2014/12/22

胸焼けの原因・症状

食後に胸焼けを起こしてしまうという経験は、誰にでもあると思いますが、それが頻繁に起こるなら、逆流性食道炎かもしれません。そこで今回は、逆流性食道炎で食道の胸焼けが起こる理由と、食後に胸焼けを予防する方法をご紹介していきます。

食後の胸焼けは逆流性食道炎?

脂っこいものを食べたり、一度にたくさん食べたりしたときは、誰でも食後に胸焼けを起こすことがありますが、食後の胸焼けが、たびたび起こる場合は、「逆流性食道炎」を起こしているのかもしれません。

逆流性食道炎とは、強い酸性を持つ胃酸が食道に逆流することで、食道の粘膜が炎症を起こしている状態のこと。これは、胃の内容物の逆流を防ぐ、「下部食道括約筋」の機能が、何らかの理由で低下していることで起こります。

食後の胸焼けのメカニズム

たくさん食べたり、急いで食べたりすると、ゲップが出ることがありますが、これは、胃の中に溜まった空気を吐き出すために、下部食道括約筋が一時的に開くからです。逆流性食道炎の人は、下部食道括約筋が緩みやすくなっているので、こうした現象が頻繁に起きます。そしてその際に、空気だけでなく、胃酸も逆流することで、胸焼けを起こしてしまうのです。

また、食後の胃の中は、食べ物を消化したり、食べ物と一緒に胃に入ってきた細菌を殺菌したりするために、胃酸や消化酵素の分泌が盛んになっています。しかし、食事の直後は、まだ胃液と食べ物が完全に混ざりきっていないので、強い酸性を保ったままの胃液が胃の上部にたまっており、それが逆流すると、強い胸焼けを起こしてしまいます。

食後の胸焼けを予防するには?

食事のとり方や食べる内容に注意が必要です。食べ方は、ゆっくりよく噛んで、腹八分目を心がること。きちんと噛まずに飲み込むと、食べ物と一緒に空気も飲み込んでしまい、ゲップが出やすくなるからです。また食べ過ぎると、胃が拡張して、胃の上部が引き伸ばされるので、下部食道括約筋がゆるんでしまいます。

そして、脂っこいものや刺激の強いもの、炭酸飲料、アルコール、タバコなどは、胃を刺激して胃酸の分泌を活発にしたり、下部食道括約筋をゆるみやすくしたりします。こういったものは控え、胃にやさしいものを食べましょう。

また、食事をしたあとに、ガムを噛むのもオススメです。ガムを噛むことで、唾液の分泌が活発になるので、胃酸が逆流しても、洗い流してくれるからです。

また唾液は中性なので、胃酸を中和する作用もあります。胃液の逆流は、食後1〜2時間後に起こりやすいので、ガムも、食後1〜2時間噛むのが効果的です。

これらのセルフケアを行っても症状が改善しない場合は、悩まずに医師に相談してみてください。

この病気・症状の初診に向いている科 消化器科

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