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シワ・くま対策に温熱機器が手放せないワケ

更新日:2018.04.17
公開日:2015.03.01
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

温熱機器で目もとの血行を促し、血行改善を行うことで、シワやくまのない健康的な目もとを目指すことができます。温熱機器を利用することでの具体的な効果や、デリケートな目もとを効率的に温めるための最新技術をご紹介します。

目もとのシワやくまでお悩みの方は、温熱機器を使った血行促進ケアをしてみましょう。健康的な肌を保ち続けるためには、血流を改善しておくことが重要です。

目もとのトラブルには血行促進ケアを

あらゆる肌悩みの改善に有効なのが、血行促進です。血流をよくすることで、酸素や栄養を肌のすみずみに行き渡らせるだけでなく、老廃物も流し出すことができます。新陳代謝がよくなると健康的な肌に生まれ変わるサイクルが整いますから、うるおいに満ちた弾力のある皮膚を維持しやすくなるのです。美容効果の高い成分をたっぷり塗っても、血行が悪ければ浸透しにくいので、効果は十分に期待できません。
特に血行促進に力を入れたいのが目もと。私たちの体のなかでもっとも皮膚が薄い目もとは非常にデリケート。表情の変化やまばたきにより、シワがつきやすい場所となっています。さらに、目もとには皮脂腺が少なく保水力が乏しいため、乾燥しやすいのもシワができやすい原因のひとつ。アイメイクを落とす際の摩擦による刺激も、シワを悪化させます。このように、シワができる原因がいくつも重なっている目もとですので、特に血行には気を付けたいもの。しかし、パソコンの使用などで酷使されがちな目もとは、血行不良に陥りやすい状態となっています。目もとの血行不良は、シワを作りやすいだけでなく、青くまなどの原因にもなります。健康的で魅力的な目もとには、血行促進ケアは欠かせません。

目もとの血行促進には温熱機器が有効

目もとの血行促進というとマッサージがよく紹介されていますが、実は目もとのマッサージには注意が必要。目もとの皮膚の厚さはわずか約0.06mmといわれています。皮膚が薄い目もとを強い力でマッサージすると、皮膚が伸びてシワやたるみの原因になったり、角質層が傷ついて乾燥しやすくなったりと、かえって肌悩みを悪化させてしまう可能性があるのです。こういったダメージを回避してより効率的に血行促進を行うのであれば、タオルで目もとを温めたり、温熱機器を利用するのがおすすめです。
温熱機器による血流促進効果は、実際に検証されています。ある実験では、目もとに温熱機器を使って血行促進を試みたところ、機器の3分間の使用で、血流が12.3%促進されたとの結果もあるほどです。
薄い皮膚を傷つけずに目もとの血行を促進するためには、温熱機器を使うとよいでしょう。

デリケートな目もとを温めるために開発された温熱技術とは

デリケートな目もとを温めるために特許技術を応用して開発された温熱ローラーもあります。熱が肌にやさしく伝わるように樹脂コートが採用されていたり、導電膜フィルムヒーターに通電させる方法で360度全面に均一に発熱させていたりなど、目もとを快適に温める技術が用いられています。
このような温熱ローラーをいつものケアに取り入れることで、美容液や化粧水の効果が期待できます。
また、パソコンでの作業の合間など、ドライアイや眼精疲労を感じたときに使用することで、疲れた目もとが温められ副交感神経も切り替えられるため、リラクゼーション効果も期待できます。

手軽に、かつ効率的に血行を促進することのできる温熱機器を上手に活用して、健康的な目もとを保っていきましょう。

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