スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

緊張型頭痛に効くツボ

更新日:2017/12/14 公開日:2015/01/30

緊張型頭痛の症状・原因・解消方法

頭痛にも種類があり、頭痛のタイプによって対処法が異なります。慢性頭痛のなかでも最も多い緊張型頭痛ですが、薬以外の対処法として、緊張型頭痛に効くツボを鍼灸師が解説します。

頭痛に効くマッサージ

緊張型頭痛は、慢性頭痛のなかで最も多い頭痛です。締め付けられるような鈍い痛みをずっと我慢しているのは辛いものです。できるだけ薬を飲むのを避けたいとお考えの方に向けて、今回は緊張型頭痛に効果的なツボをご紹介します。

緊張型頭痛とは

緊張型頭痛は、子供から高齢者の方まで誰にでもなりやすい頭痛です。原因は、筋肉のこり。同じ姿勢を長時間続けたことで筋肉が収縮して血行不良となり、肩や首の筋肉が硬くなって起こるといわれています。肩こりや眼の疲れを伴うことが多いのもこのためです。

そんな緊張型頭痛には、筋肉のこりをほぐし血行を良くすることがポイント。こり固まった部分を温めて動かすツボ押しやマッサージ、蒸しタオルなどが効果的です。頭が痛いときにこめかみや頭部を無意識に押している方は多いかもしれません。これは本能的に血行の良くなるツボを押さえているのです。

緊張型頭痛に効果的なツボ

では、頭痛に効果的なツボをご紹介しましょう。

太陽(たいよう)
目尻の外側にあるこめかみ近くが「太陽」です。こめかみに近いので比較的わかり易いですが、こめかみより少し目尻寄りになります。目に痛みを感じるようであれば、場所が違うので要注意です。目の疲れにも効果的です。また目の充血、腫れ、痛み、瞼のひきつりにも効果が期待できます。
百会(ひゃくえ)
両耳を繋いだラインと鼻筋から伸びたラインが交差する、頭頂部にあるツボが「百会」です。耳に親指を入れながら頭を両手の平で包もうとしたとき、ちょうど中指がぶつかる位置にあります。不眠や自律神経を整える効果もあるといわれています。また、めまい、耳鳴り、目の充血、鼻づまり、下痢にも効果が期待できます。
印堂(いんどう)
いわゆる眉間の中心にあるツボが「印堂」です。頭全体の痛みに効くほか、鼻炎や眼精疲労、不眠などにも効果的といわれています。また目の充血・腫れ・痛み、めまいにも効果が期待でき、子供の夜泣きや癇癪(かんしゃく)でも用いられるツボです。お子様にされる場合は優しく撫でる程度でしてあげてください。
合谷(ごうこく)
手の甲にあって、親指と人差し指の付け根が交わっている場所です。それぞれの骨をたどっていくとふたつの骨が重なる部分があり、押すとジーンと感じる場所があります。合谷は「万能のツボ」といわれ、頭痛だけでなく首や肩のこり、精神不安などにも効果があるといわれます。また肩・腕・肘・手関節の痛み、五十肩、めまい、目の充血・腫れ・痛み、歯痛、耳鳴り、喉の腫れ、腹痛、下痢、便秘、子供の虫切りなどにも効果が期待できます。

これらのツボと一緒に、肩や首のこりに効果的な以下のツボもセットで押していくとより効果的です。

天柱(てんちゅう)
首の後ろで髪の生え際辺りにあるのが「天柱」です。頭を後ろに倒したときの首と頭の境目、かつ2本の筋肉の間にあります。ツボに対して指先が垂直になるように当てることがポイントです。頸部の強張り、めまい、鼻づまり、目の充血・腫れ・痛みにも効果が期待できます。
肩井(けんせい)
肩こりにとても効果的なツボといわれる「肩井」。ツボの下には動静脈があるので、ここを押すことで血流が良くなります。場所は、背筋を伸ばして首を前に倒したときに出っぱる骨と肩先の真ん中。同様に、首を前に倒したときに飛び出す骨の下から、指3本外側にある「肩中兪(けんちゅうゆ)」、肩甲骨の上にある「曲垣(きょくえん)」も一緒に押すとより効果的です。

ただし、最近増えている緊張型頭痛と片頭痛のミックスタイプの方は要注意です。片頭痛の場合は冷やして安静にするのが対処法なので、ツボ押しなどで動かしてしまうと逆効果となります。この場合は片頭痛の対処法を優先し、体を温めることを避けて静かに休むようにしましょう。

※片頭痛は「偏頭痛」と表記することもありますが特に区別はなく同じ病気を指すので、ここでは表記を「片頭痛」に統一して解説しています。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

  1. 1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。
  2. 2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。
  3. 3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。
  4. 4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。