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風邪の症状「咳」「痰」の特徴と対処法

更新日:2017/07/26 公開日:2015/01/30

風邪の症状

咳や痰は風邪の代表的な症状ですが、ときには止まらない咳で筋肉痛になることも。咳だけがなかなか治らない…眠っている間の咳が辛い…そんな悩みを持つ方のために、ドクター監修のもと、咳と痰の対処法を解説します。

風邪の痰に悩む女性

風邪の代表的な症状として挙げられる咳や痰は、ひどいときは筋肉痛になったり、肋骨が折れそうになる場合もあるほど。風邪のひき始めはもちろん、鼻水や熱など風邪の症状が落ち着いても咳だけはまだ…と長引くことも多いやっかいな咳。どのように対処したら良いのでしょうか?

風邪における「咳」「痰」の特徴

咳は、空気中の細菌やウイルスなどを吸い込んでしまったときに外に追い出そうとする、体の防御反応のひとつです。空気の通り道である喉や気管、気管支、肺が風邪のウイルスに感染したことで炎症を起こし、咳や痰の症状が出てきます。

咳や痰が出るのは風邪だけに限らず、気管支炎や喘息、ハウスダストなどのアレルギー、喫煙による刺激、重い病気では結核や肺がんでも現れますが、風邪が原因の咳はだいたい3週間未満で落ち着きます。

また、喉は粘膜で覆われて保護されていますが、空気から入り込んだウイルスやほこりを体内に侵入させないように粘液でからめとったものが痰です。この痰を出すのも咳の役割で、炎症や汚れによって痰の量は増えていき、粘り気も強くなります。

風邪のときの痰は、黄色や黄緑などの色がありドロッとしたものが多くなります。実は健康なときの痰はほとんど無色なのですが、死滅したウイルスの残骸によって、そのような色が付きます。痰が出ているときは、喉にまだ風邪のウイルスが潜んでいる証拠です。風邪をひいたら痰を我慢しないで、外へ出すようにしましょう。

風邪による「咳」「痰」の対処法

風邪で咳や痰が出ているときは、湿度の調節と空気の入れ替えを積極的に行いましょう。風邪のウイルスは乾燥していると活発になりますが、湿度を上げるとその感染力が弱まります。室内にウイルスが溜まらないように換気をして、加湿器で50~60%くらいの湿度を保ちましょう。マスクはウイルスを周囲にばらまかないだけでなく、喉や口の中の湿度を高める効果もありますので、ぜひ活用してください。

咳をするときは、喉を痛めないためにもできるだけ小さく、細かい咳をするように心がけましょう。咳が止まらないときや、ゲホゲホとした咳が出てしまうときは咳止めの薬も活用して体力の消耗を防ぎましょう。喉への負担や刺激になるお酒や喫煙、カラオケなどは咳が落ち着くまで避けて下さい。

また、寝ているときの咳はなかなか治まらず、安眠の妨げになる場合もあります。そんなときは一度起きて、ツボを押すこともおすすめです。喉も痛いときは、鎖骨と鎖骨の間にあるくぼみ「天突(てんとつ)」を下に向かって押します。急な咳には、肘を曲げるとできるシワの上で、中心の腱よりやや親指側にあるくぼみの「尺沢(しゃくたく)」と、尺沢から手首に向かって指4本分下がった場所にある「孔最(こうさい)」が効果的だと言われています。

風邪のあとは、喉の粘膜が敏感になって咳が続く場合もありますが、時間が経っても症状が良くならないときは、肺炎や肺結核など他の病気が原因になっている可能性もあるので注意して下さい。かかりつけのドクターや内科、耳鼻咽喉科、呼吸器科への受診をおすすめします。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

  1. 1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。
  2. 2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。
  3. 3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。
  4. 4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。

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