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痛風の前兆

更新日:2016/12/09 公開日:2015/01/28

痛風の原因・症状

「風が吹くだけでも痛む」といわれる痛風は、突然起こるといわれていますが、何度か発作を経験していると、前触れを感じるようになるそうです。そこで今回は、痛風の前兆症状と、前兆が起こったときの対処法についてご紹介していきます。

痛風の前兆の症状

痛風の発作ってどんなもの?

「痛風」とは、関節にたまった尿酸が針のような結晶になり、関節炎を伴う発作が起こる病気です。発作は90%が下肢で起き、最も頻度の高い足の親指のつけ根以外にも、アキレス腱のまわり、くるぶし、かかと、足の甲、ひざなどに起こることもあり、通常1カ所だけが痛むのが特徴です。

「風が吹くだけでも痛む」といわれるように、その痛みは猛烈なもので、やがて患部も赤く腫れ上がってきますが3~10日ほどすれば、痛みも腫れも自然とひきます。

ただし、適切な治療を受けずにそのままの生活を続けていると、再び同じような発作が起き、それを繰り返しているうちに、発作が起こる間隔がだんだん短くなることがあります。

痛風の前兆はあるの?

初めての痛風発作は、何の前触れもなく、ある日突然起こるケースが多いようです。しかし一度経験すると、次に発作が起こるときに、その前兆として、関節がピリピリしたり、ムズムズしたり、どこかにぶつけたような鈍い痛みがしたりするなど、違和感を覚えるケースが多いといわれています。

これを痛風の「前兆症状」といい、発作の経験がある人ほど、感じやすくなるようです。

前兆症状が起こったときの対処法

痛風の前兆症状が起きたときに、「コルヒチン」という薬を飲めば、発作を予防・軽減することができます。発作は、尿酸の結晶を白血球が異物とみなして、攻撃することで起こりますが、コルヒチンは、これによって発生する炎症反応を抑えてくれ、症状を和らげてくれます。

ただしコルヒチンは、発作が起きてから服用しても、効果がありません。発作が起こる前に飲むのがポイントなので、痛風発作の経験がある人は、万一に備えて、常に携帯しておいても良いかも知れません。ただし、あくまで症状を抑えるだけで、尿酸値を下げてくれるわけではないので注意が必要です。

「いつもコルヒチンを飲んでおけば、発作が起きなくなるのでは?」と思う人もいるかもしれませんが、コルヒチンを飲み過ぎると、吐き気や下痢、胃腸障害、筋肉の痙攣などの副作用が起きることもあります。ですので、コルヒチンは前兆症状を感じたときに1錠(0.5g)だけ飲むことが大切です。

以前は、「尿酸値が高いだけであれば、人体に特別悪いことはない」などと言われていましたが、高尿酸血症や痛風は、腎機能障害、尿路結石だけではなく、高血圧、心血管障害、メタボリックシンドロームとも関連が非常に深いことが分かっています。

アンチエイジングをする場合、痛風は大敵ですので「痛くなければ大丈夫」などと安心せずに尿酸値には気をつけましょう。

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