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血便を伴う下痢の原因と正しい対処法

更新日:2018/05/15 公開日:2015/03/05

下痢の症状・原因・対処法

ある日、下痢に血が混じっていたら…驚くと同時に「悪い病気なのでは?」と心細くなってしまいます。そんなときは、どうしたらいいのでしょうか。ドクター監修のもと、血便を伴う下痢の原因とその対処法について解説します。

ある日、下痢に血が混じっていたら、慌てると同時に大きな病気が隠れているのでは…と心細い気持ちになってしまう方が大半でしょう。しかし、血便が出た時は、焦らず冷静な観察と対処をすることが大切です。

血便を伴う下痢の原因

便の色は食べたものの色が表れやすいですが、明らかに血が混じっている場合は、その色をしっかり確認することが重要です。

血が混じった便は、大きく「タール便」と「血便」に分けられます。その名前の通り、黒っぽい色をしている場合はタール便鮮血に近く赤い色をしている時は血便と呼びます。

「便に血が混ざっている」と聞くと腸の病気に結び付けやすいイメージを持つ方は多いかもしれません。しかし、出血しているのは腸だけではなく、全ての消化器官からの出血が便に混ざって排出されます。

血便肛門の近くで血が混ざった状態で、赤い色をしています。考えられる原因として挙げられるのは、痔などで肛門が切れてしまったことによる出血ですが、腸炎やポリープ、がんなどの病気が隠れているケースも否めません。

一方のタール便は、胃潰瘍や十二指潰瘍などによって肛門から遠い部分で出血していることが考えられます。

血便を伴う下痢が出たときの対処法

鮮やかな赤色をした血便の原因が明らかに痔だとわかっている場合は、痔の治療を行いましょう。しかし、腹部に痛みを伴う血便は虚血性大腸炎粘液が混じっているような血便では潰瘍性大腸炎や大腸がんなどの場合もありますので、一度医療機関の診察を受けてください。

深刻度が高いのはタール便の場合です。便が黒いということは、それだけ出血量も多いと考えられます。一刻も早くクリニックで検査を受けましょう。食道や胃、十二指腸から出血している疑いがある場合は内視鏡での検査や、必要に応じて超音波検査やCT検査などで調べていきます。

また、血便やタール便だけでなく、ウイルス性の便なら白色黄疸が原因と言われる緑色の便などもあります。このような、いつもとは違う色の便が出た時は、落ち着いて観察しながら、食べ物による色かどうかをチェックしましょう。食べ物が原因でない場合は、医療機関を受診し、ドクターにできるだけ詳細に伝えましょう。

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