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尿管・尿路結石の手術方法と術後の経過

更新日:2018/05/15 公開日:2015/03/31

尿管・尿路結石の予防と治療

尿管結石はどのような手術で取り除くことが可能なのか、ドクター監修の記事で解説します。尿管結石の手術として一般的なESWL(体外衝撃波結石破砕術)・TUL(経尿道的結石破砕術)・PNL(経皮的腎砕石術)をご紹介します。

尿管結石の手術

尿管結石の手術は、かつては切石術(結石摘除術)という開腹手術が一般的でした。しかし、近年では体への負担が少ない手術が主流となっています。ここでは、代表的な3つの手術の特徴についてお伝えします。

ESWL(体外衝撃波結石破砕術)

電磁誘導を利用した衝撃波を体外からあてて、結石のみを細かく砕く手術です。結石を砂のように粉々にして、尿と一緒に自然に体外へ排出します。

メスを使うこともなく、他の臓器を傷つけずに結石を取り除けるので、体への負担があまりありません。痛みも副作用も少ないうえに成功率も高いため、理想的な治療法とされています。

ESWL治療に要する時間は1回あたり60分ほどです。1回の治療だけで結石が砕けるか、数回の治療が必要かどうかは状態によって異なります。ESWL治療の後、だいたい数日から2週間くらいかけて結石が排出されます。

TUL(経尿道的結石破砕術)

内視鏡を使用して結石を確認しながらレーザーで砕いていく手術です。砕いた結石は専用の器具を使って回収するため、より確実に摘出できるでしょう。

しかし尿道から膀胱や尿管に内視鏡を入れるため、尿管が細いなど形状的に困難な場合には他の方法を併用するケースもあります。膀胱に近い位置にある尿管結石に有効だとされている治療法です。

PNL(経皮的結石破砕術)

背中を少し切開して、内視鏡で腎臓や尿管を確認しながら結石を摘出する方法です。このPNLは、腎臓内にある結石や、大きめの結石を対象としています。また、結石の大きさや状態により入院期間が変わってきます。1回の手術で取り除けることもありますが、数回の手術を要するケースも少なくありません。

出血といった合併症のリスクもありますが、開腹手術に比べたら体への負担は少ないと言えます。

TULもPNLも、ESWLより結石を砕ける確率は高いと言えます。しかし、結石を完璧に除去できるという保障はありません。いずれの手術も一長一短があるので、医師とよく相談して決めることをおすすめします。

手術後の経過

尿路結石は、手術をすれば終わりというわけではありません。一度発症した方の約半数は、10年以内に再発するといわれているのです。特に、医師に指導されたとおりの食事や生活を心がけなければかなりの確率で再発するといっても過言ではないでしょう。

術後は再発の予防に努めることが重要です。

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