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副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛・顔面痛の症状と緩和方法

更新日:2017/12/06 公開日:2015/08/13

副鼻腔炎(蓄膿症)が原因のトラブルと対処法

副鼻腔炎(蓄膿症)は、頭痛をともなうこともしばしば。逆に、頭痛で受診をして副鼻腔炎が見つかるケースもあります。ドクター監修のもと、副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛の症状・特徴と、その緩和方法について解説します。

副鼻腔炎(蓄膿症)と言えば鼻の病気というイメージがありますが、頭痛や顔面痛などの症状をともなう場合もあります。副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛の症状にはどのような特徴があるのでしょうか?その緩和方法も含め、詳しく解説します。

副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛の症状と特徴

頭痛、顔面痛などの痛みが出る場所は、副鼻腔炎(蓄膿症)による炎症がどこで起こっているかによって異なります。

副鼻腔の中でも目と目の間にある「篩骨洞(しこつどう)」に炎症が起きた場合は目のあたりに痛みがあり、篩骨洞の奥にある「蝶形骨洞(ちょうけいこつどう)」に炎症が起きた場合は頭痛や頭が重いといった症状が現れます。鼻の上の額に近い部分にある「前頭洞(ぜんとうどう)」に炎症が起きた場合は額に痛みを感じますし、目の下にある「上顎洞(じょうがくどう)」に炎症が起きると、頬や歯のあたりが痛みます。いずれも、急性副鼻腔炎の場合は、痛みがかなり強く感じられるケースが多いです。

慢性副鼻腔炎の場合は、急性副鼻腔炎のような強い痛みではなく、頭が重い感じがしたり、疲労感、集中力の低下といった症状が現れることがあります。慢性化している場合は、鼻の奥深くの副鼻腔だけが炎症を起こしていて、鼻炎のような症状が全く出ない場合もあり、副鼻腔炎が原因の頭痛とは気がつきにくいことがあります。MRIやCTの検査をして、初めて判明することもあります。

頭痛が連日続いたり、頭痛の症状が出始めた時期と鼻水・鼻づまりの症状が出始めた時期が重なったりするような場合は、副鼻腔炎(蓄膿症)が疑われます。また、朝起きた時に一番痛みが強い、眉間や頬を軽く叩くと痛い、頭を下に向けると痛みが強くなる、といった特徴が見られる場合も、その可能性が濃厚です。

自分では副鼻腔炎(蓄膿症)の自覚がなくても、頭痛や顔面痛で病院を受診すると実はそうだった、というケースは多いものです。迅速な診断・治療につなげられるよう、副鼻腔炎(蓄膿症)が頭痛の原因となる可能性があることを、あらかじめ認識しておきましょう。

副鼻腔炎(蓄膿症)による頭痛の緩和方法

副鼻腔炎(蓄膿症)により頭痛が起こるのは、副鼻腔が炎症を起こしているためです。よって、この場合は解熱鎮痛薬で痛みをやわらげつつ、抗生物質を投与して細菌を殺し、炎症を抑える内服治療を行うのが一般的です。薬の効果が現れ始めると、数日で副鼻腔にたまった膿が消えていき、それにともない頭痛もおさまります。治療を開始すればすみやかに軽快するケースが多いですが、放っておいて副鼻腔炎(蓄膿症)が悪化すると頭痛もひどくなるので、疑わしい症状がある場合には早めに耳鼻科で診察を受けることをおすすめします。

この病気・症状の初診に向いている科 耳鼻咽喉科

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