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不治の病?糖尿病による死亡率

更新日:2018/05/10 公開日:2015/06/24

糖尿病の基礎知識

糖尿病は一度発症すると、一生治らない病気と言われていますが、どうしてなのでしょうか?また糖尿病が原因で、死んでしまうこともあるのでしょうか?今回は、糖尿病の死亡率についてお話していきます。

糖尿病が「不治の病」だという話を耳にすることがありますが、一度発症すると、どんどん悪化していく一方なのでしょうか?また、糖尿病が原因で、死んでしまうこともあるのでしょうか?

糖尿病の死亡率

結論から言うと、糖尿病は、適切な治療を受けずにいると、死んでしまうこともある病気です。厚生労働省発表の「人口動態統計の概況」によると、平成25年1年間の死因別死亡総数のうち、糖尿病による死亡数は1万3,812人で、人口10万人のうち、11人が糖尿病で死亡しているという結果でした。

糖尿病は不治の病?

糖尿病は、すい臓のβ細胞から分泌される「インスリン」の分泌量が減少したり、働きが弱くなったりして、「血糖値(血液中のブドウ糖の量)」が異常に高くなってしまう病気です。そしてこの糖尿病は、治療をすることで完治するということがありません。これは、手術をしたり、薬を飲んだりしても、インスリンを分泌する機能そのものを、正常に戻すことができないからです。特に、病気が進行し、合併症が発症している場合は、健康だったときのような状態に戻すのは困難だといわれています。

しかし、早期発見・早期治療を行えば、β細胞の機能をできるだけ長持ちさせることが可能です。また、医師の指導に基づいて、食事療法や運動療法、薬物療法を正しく行い、血糖値を常に良好な状態に保てていれば、病期の進行や合併症を予防でき、健康な人と同じような暮らしをしていくことも可能です。

糖尿病を放置しないことが大切

糖尿病は、進行すると死を招く可能性もある危険な病気ですが、やっかいなことに、はじめのうちは、自覚症状がありません。このため、初期段階で糖尿病と診断されても、それほど重くとらえず、そのまま放置してしまう人もいるようです。また、病気が進行していても、糖尿病そのものの症状は、尿の量・回数が増える、喉が渇く、体重が落ちる、疲れやすくなるといった程度なので、多少の我慢をすれば、ふつうに生活ができてしまいます。しかし、血糖値が高い状態が続くと、血管や神経が徐々に蝕まれ、さまざまな合併症が起こります。中でも多く見られるのが、「糖尿病神経障害」、「糖尿病網膜症」、「糖尿病腎症」で、これらは糖尿病の3大合併症と呼ばれています。また、糖尿病予備群の段階でも、動脈硬化は進行しているので、心筋梗塞などを起こし、突然死してしまうケースもあります。

血糖値が高いと診断されたら、たとえ自覚症状がなくても、きちんと血糖値のコントロールをするよう努めることが大切です。

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