スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

子供のカルシウム吸収を妨げる「摂りすぎてはいけない栄養素」とは

更新日:2016/12/09 公開日:2015/07/31

子供の栄養

子供にカルシウムをしっかり摂取させているつもりでも、体内で吸収できていないかもしれません。カルシウムの吸収を阻害する栄養素の過剰摂取が問題となっているのです。効率よくカルシウムを摂取できるポイントを押さえておきましょう。

兄弟

骨の成長が活発な成長期の子供は、カルシウムをしっかり摂取して骨を丈夫にしておかなければなりません。カルシウムは骨と歯を強くするだけでなく、筋肉を収縮させたり神経を安定させたりする作用もあります。

しかし、カルシウムを十分に摂取しているつもりでも、体内に吸収されていない可能性があるのです。

カルシウムの吸収を阻害するリン

肉類やインスタント食品、清涼飲料水の摂取が多い子供は気をつけてください。これらの食品には、リンという栄養素が含まれています。このリンも骨や歯をつくる成分として大切なのですが、現代の食生活では不足する心配はありません。むしろ、過剰摂取が問題となっているのです。

リンには、カルシウムとくっつきやすい性質があります。骨の中でもリンとカルシウムがくっついて、リン酸カルシウムという結晶をつくっています。

そのため、リンをたくさん摂取しすぎると、腸内でカルシウムとくっついて結晶になってしまいます。そして、そのまま腸で吸収され、便として排出されてしまうのです。これでは、カルシウムを体内に吸収できません。

カルシウムをしっかりと体内に吸収させるためには、リンをとり過ぎないようにしましょう。リンの摂取量は、カルシウムの2倍くらいの量におさえておくとよいといわれています。

効率よくカルシウムをとるために

カルシウムは、牛乳や乳製品(チーズ・ヨーグルトなど)のほか、骨ごと食べられる小魚、大豆製品、野菜、海藻類に多く含まれています。特に、牛乳と乳製品はおすすめです。一食で摂取できる量が多いだけでなく、ほかに比べてカルシウムの吸収率も高いので効率よくカルシウムを摂取できます。

また、カルシウムの吸収を高めるためには、ビタミンDとタンパク質が必要です。ビタミンDはいわし・さんま・鮭(さけ)・干しシイタケなどに、タンパク質は肉類・魚介類・卵・大豆製品・乳製品に多く含まれています。日光を浴びることにより体内でビタミンDが生成されるので、外遊びも重要です。

成長期の子供は、1日あたり700~1000mgを目標にカルシウムを摂取してください。成人の場合は600~800mgですから、子供にカルシウムがどれほど大切なのかおわかりいただけるでしょう。

ビタミンDやタンパク質をはじめとしたさまざまな栄養素をバランスよく摂取できる食事を心がけながら、積極的にカルシウムをとっていきましょう。

今すぐ読みたい