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野菜嫌いに注意!子供に必要なビタミンの種類と働き

更新日:2018/05/16 公開日:2015/07/31

子供の栄養

ドクター監修の記事で、子供に不足しがちなビタミンを3種類ご紹介します。野菜嫌いな子供でも、工夫次第で問題なくビタミンを補うことが可能です。また、野菜の好き・嫌いに関係なく不足が気になるビタミンもあるので注意しましょう。

子供

野菜嫌いな子供で注意したいのが、ビタミン不足です。そこで、子供に不足しがちなビタミンを3つご紹介します。また、それぞれのビタミンが多く含まれる食材もご紹介するので、毎日の献立づくりに役立ててください。

ビタミンが含まれているのは、野菜だけとは限りません。苦手な野菜があるなら、代わりとなる食材からビタミンを摂取できるように工夫すればよいのです。

成長に欠かせないビタミンA

ビタミンAは、強い骨をつくるために欠かせません。また、成長期にビタミンAの摂取が足りないと、体の成長や知能の発達に影響することがあります。

にんじんやかぼちゃ、ブロッコリーなどの緑黄色野菜に多く含まれるβカロテンは、体内でビタミンAに変化します。そのため、積極的にとりたい食材ではありますが、野菜嫌いな子供は摂取不足になりがちです。しかし、レバーやうなぎ、卵にも多く含まれているので、これらの食品から積極的にビタミンAを摂取するように心がけるとよいでしょう。また、みかんなどのかんきつ類や、スイカにもビタミンAは豊富なのでデザートにとり入れることをおすすめします。

エネルギー供給に必要なビタミンB群

ビタミンB群とは、ビタミンB1・B2・B6・B12・ナイアシン・パントテン酸・葉酸・ビオチンのことです。この8種類のビタミンは、互いに協力しながら細胞にエネルギーを供給する働きをしています。

ビタミンB群のなかでも、特に子供に不足しないように気をつけたいのがビタミンB1とビタミンB2です。

ビタミンB1には、糖質をエネルギーに変える作用があります。また、糖質・脂質・タンパク質からエネルギーを生成する際に必要なのがビタミンB2です。成長期にはビタミンB2の必要量が増加するため、不足すると発育や成長が阻害される可能性があります。

ビタミンB1を摂取するためには、胚芽(はいが)米や玄米、種実類、豚肉を食べましょう。精白米にはあまり多く含まれていません。ビタミンB2が豊富に含まれているのは、レバー・うなぎ・納豆です。牛乳や乳製品、卵も効率的にビタミンB2を摂取できます。

ビタミンB1とB2は野菜の好き嫌いに関係なく摂取不足が気になる栄養素ですから、意識して食事にとり入れるようにしていきましょう。

ビタミンD不足は「くる病」の原因

ビタミンDは、カルシウムの吸収を促進して骨の形成と成長を促す働きがあります。しかし、ビタミンD不足による「くる病」にかかる乳幼児が増えているようです。ビタミンDは紫外線を浴びることにより体内で合成できる栄養素ですから、本来はビタミンDが不足することはあまりありません。ところが、外で遊ぶ機会の少ない子供は紫外線を浴びる量が必然的に少なくなります。紫外線対策がなされるようになった現代では、大人も子供もビタミンD不足に注意しなければなりません。

また、紫外線を浴びる量が減る冬の時期は特に体内のビタミンDの量が減ってしまいます。季節性インフルエンザの予防にはビタミンDが有効であるとの報告もありますから、積極的にビタミンDを摂取しましょう。ビタミンDは、まぐろやかつおをはじめとした魚介類や卵、きのこ類に多く含まれています。

このように、ビタミンはわたしたちの体にはなくてはならない栄養素です。野菜嫌いな子供は特にビタミンAの不足に気をつけながら、ビタミンB群やビタミンDを含む食材もバランスよく摂取できるようにしてください。

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