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食物アレルギーによる栄養不足はどう防ぐ?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/07/31

子供の栄養

食物アレルギーがあるからといって、栄養不足になってしまうとは限りません。ドクター監修の記事で、食物アレルギーがある子供にバランスよく栄養を摂取させるコツをご紹介します。代表的な食物アレルギーの対策法もご覧ください。

お菓子

食物アレルギーがあって食べ物を制限している子供もいます。そのような子供をもつ親は、栄養不足を心配されるでしょう。しかし、アレルギー対策をしながら栄養をしっかりと補うコツがあるのです。

バランスのよい食事を心がければ栄養不足は避けられる

食物アレルギーがあっても、主食・主菜・副菜でさまざまな食材をとり入れていれば栄養状態が悪くなることは基本的にありません。また、定期的に医師の診察を受けながら、可能であれば少しずつ食生活の幅を広げていくとよいでしょう。食物アレルギーの子供に体重の増加が見られない場合には、医師に相談してください。

食物アレルギーの子供のために食事をつくる際には、食物除去によって栄養が偏らない工夫が大切です。次のポイントを押さえて、栄養バランスのよい献立を考えましょう。

主食……エネルギー源となるごはん・パン・麺(めん)などを主食とします。

主菜……体をつくるために必要なタンパク質を摂取できる肉・魚・卵・乳製品・大豆製品などを使った主菜を用意しましょう。

副菜……野菜・海藻類・きのこ類・いも・大豆以外の豆・果物などから、体の調子を整えるために必要な栄養素を摂取できるようにします。食材が重ならないように、複数の副菜をだしてあげるとよいでしょう。

主なアレルギー別対策法

特定の食品にアレルギーがある子供でも、同じ栄養素を豊富に含むほかの食品をしっかりと食べていれば栄養的には問題ありません。例として、代表的な食物アレルギーの場合の対策法をご紹介します。

鶏卵アレルギーの場合

鶏卵アレルギーで心配されるのが、タンパク質不足です。同じタンパク質を含む食品を食べていれば、栄養の問題は回避できます。豆腐・豚肉・鮭(さけ)・牛乳などにタンパク質が豊富です。

牛乳アレルギーの場合

カルシウムの摂取量が不足しやすいので、カルシウムを含むいろいろな食材を積極的に食べるようにしましょう。豆腐・しらす干し・ひじき・小松菜などがおすすめです。

小麦アレルギーの場合

小麦製品は主食となりますから、米を中心にした主食にしていれば栄養面での問題はほとんどありませんW。小麦の代わりに米や雑穀を使った麺(めん)やパン、もしくはそれらの粉やでんぷんを使って調理すれば、メニューの幅も広がるでしょう。

大豆アレルギーの場合

大豆が食べられなくても、大豆と同様にタンパク質を豊富に含む食品を食べていれば大丈夫です。豚肉や鮭(さけ)、牛乳、鶏卵などにタンパク質が豊富です。

魚アレルギーの場合

種類によって食べられる魚がある場合には、栄養的に問題となることはほとんどありません。すべての魚が食べられない場合には、ビタミンD不足が問題となります。ビタミンDを多く含む卵黄やきのこ類などを食べましょう。

このように、食物アレルギーによって食べられない食品があっても、ほかの食べ物で栄養をカバーすることが可能です。ここでご紹介したほかにも、それぞれの栄養素を含む食べ物はたくさんあるので調べておくとよいでしょう。

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