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横隔膜の痙攣が原因!?意外と知らないしゃっくりの種類

更新日:2018/05/16 公開日:2015/07/31

しゃっくりの基礎知識

しゃっくりは「吃逆」ともいい、横隔膜が痙攣することで起こる異常呼吸です。日常に起こるしゃっくりのほとんどは、特別な理由がなくても出ることがあります。原因によって、「中枢性しゃっくり」「末梢性しゃっくり」「横隔膜性しゃっくり」の3つに分類することができます。

医者

しゃっくりとは

肺の下に位置する筋肉「横隔膜」が痙攣すると、声帯の筋肉が収縮します。狭くなった声帯を息が通ることで、「ひっく」といった音を発声します。この異常呼吸を「しゃっくり」といい、またの名を「吃逆(きつぎゃく)」ともいいます。

横隔膜の痙攣は、横隔膜周辺の組織が刺激されることが原因です。特別な理由がなくても発症し、健康な人でも起こり得ます。しゃっくりのほとんどは、自然に止まりますが、身体に深刻な疾患を抱えている場合は病気が原因なため、病気を治療しないことには止まらないこともあります。

48時間以上続くしゃっくりを「持続性吃逆(慢性しゃっくり)」といい、1ヵ月以上止まらないしゃっくりを「難治性しゃっくり」といいます。脳や肺、精神的に疾患を抱えていることがあるので、まずは内科で医師に診てもらうのがいいでしょう。

しゃっくりの種類

・中枢性しゃっくり

脳や脊髄を含む神経系「中枢神経」が刺激されることで起こるしゃっくりです。「脳腫瘍」や「脳卒中」を患っていると、しゃっくりが現れることがあります。ほかにも、自分の意思で飲酒をコントロールできなくなる「アルコール依存症(アルコール中毒)」なども考えられます。中枢神経が刺激されているしゃっくりは、止まりにくいところが特徴です。

・末梢性しゃっくり

「中枢神経」から伸びている細かい神経線維で、筋肉を支配する神経「末梢神経」が刺激されて発症するしゃっくりです。胸や消化器の病気が原因で、「肺炎」「気管支喘息」「胸膜炎」などが考えられます。消化器系の病気が考えられる場合は、吐き気止めの薬、消化器系以外だと鎮静薬や鎮痙薬などが処方されることが多いです。

・横隔膜性しゃっくり

主に胃による圧迫で横隔膜が刺激を受けたことで引き起こるしゃっくりです。一過性なしゃっくりと、腎臓などの病気によるものが考えられます。一過性のものは、食事のスピードが速かったり、満腹になり過ぎたりすることが原因です。食べる速度を遅くしたり、一口をよく噛んだり意識することでしゃっくりが治ることが多いです。食事の仕方を改善してもしゃっくりが治らない場合は、病気によるしゃっくりであると考えられるでしょう。