スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

前歯のインプラント治療の特徴と注意点

更新日:2016/12/15 公開日:2015/10/29

インプラントの治療・手術

前歯のインプラントは、骨の厚みが薄いため奥歯よりも難しい治療になります。また、見た目も重要視されるため、機能性のほか審美性も要求されます。前歯のインプラントの失敗例を交えて注意すべきポイントを紹介していきます。

前歯のインプラント治療は奥歯の治療とどのような点が異なるのでしょうか。治療を受ける前に、その特徴について知っておきましょう。

前歯のインプラント手術は難しい?

前歯にインプラントを埋め込んできれいな歯を作るのは、とても難しいです。というのも前歯の唇の方の骨は、ハガキ1枚程度しか薄さがなく、高い技術がないと見栄えのよい前歯にはならないのです。また、歯周病などで歯を失っている場合、骨吸収が進行していることが考えられるうえ、インプラントを入れることでさらに骨吸収が進むことがあります。その可能性がある場合、骨の再生治療が必要になることもあります。

前歯のインプラントの失敗例

高い技術が必要になる前歯のインプラント。起こりがちな失敗例をいくつかご紹介します。

・他の歯より長くなってしまう
あごが痩せていく骨吸収によって歯茎が後退してしまい、インプラントが入っている部分のみ歯が長く見えてしまいます。また、インプラントを入れる位置が不適切だったりしても、隣の歯よりも長く見えてしまうことがあります。

・歯茎が黒ずんで見える
歯茎が薄くなるにつれて、人工歯を支えるアバットメント(支柱)が透けてしまい、歯茎が黒ずんで見えてしまいます。このような黒ずみは製品自体を白いジルコニア製にするなど、使用色に気をつけることによって避けられます。

・インプラントがグラついて取れてしまう
特に前歯の外側の骨は薄いために埋め込んだインプラントが安定しないことや、インプラントがしっかり骨と結びついていないことが原因で起こることがあります。

前歯のインプラント手術を受ける上での注意点

前歯のインプラント手術を受ける際には、以下のようなことに気をつけることが重要です。

・過去に症例のある歯科を選ぶ
前歯のインプラント治療は他の部分よりも難しいため、経験豊富な歯科医を選ぶことでトラブルが防げる可能性も高くなります。

・治療を早めに受ける
歯が抜けた状態を放置しておくと、あごの骨が弱ってやせ細っていきます。そのため、インプラント治療を考えている場合は、歯が抜けたままにせず、すぐに専門医に相談しましょう。

・治療費の確認
使用するインプラントや被せものの種類によって、費用が異なります。また、治療にあたっては、骨や歯茎の厚みを出す手術や当日の鎮静薬、麻酔代など想定以上の費用が掛かる場合もあります。費用の面以外にも、製品の特徴や発生する恐れのあるトラブルなどを事前に医師から詳しく聞いておきましょう。

・トラブルに対して補償があるかどうかも確認しておく
インプラントが欠けたり、取れてしまったりした場合、再び通院や手術などを行う必要があります。歯科医によっては、保証制度を行っているところがあります。その場合は保証期間、保証内容(費用の負担なし、費用の負担一部ありなど)を事前に確認しておきましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 歯科

あなたの悩み、歯科医に質問してみませんか?

関連Q&A

ヘルスケア本