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原因は加齢だけじゃない!四十肩・五十肩になりやすい人

更新日:2017/03/17 公開日:2015/08/12

四十肩・五十肩の基礎知識

四十肩や五十肩の原因は加齢だけではないため、若い人でも発症する可能性があります。そこで、ドクター監修の記事で「四十肩・五十肩になりやすい人の特徴」を紹介します。発症しやすい人の特徴を理解し、20代や30代から予防しましょう。

四十肩や五十肩の原因は、加齢だけではありません。実は、若くして四十肩・五十肩になる人も少なくありません。ここでは、四十肩・五十肩になりやすい人の特徴をお伝えします。発症しやすい人の特徴を理解し、20代や30代から予防していきましょう。

四十肩・五十肩が若くても発症する原因

四十肩・五十肩の正式な病名を「肩関節周辺炎」と言います。しかし、50代に多く見られるために「五十肩」と呼ばれるようになりました。そして、40代にも発症するようになったので「四十肩」という呼び方もできたのです。

しかし、最近では30代にも増えてきており、早い人だと20代で症状があらわれるケースもあります。

加齢によるものだと考えられがちな四十肩や五十肩は、外傷・激しい運動・生活習慣・ストレスによる影響が重なって肩関節に長期的に負担がかかることも原因であるとされています。

五十肩は江戸時代の記録にも残されているほど、古くからある病気です。しかし、ここ最近になって発症年齢が下がってきたのは、こうした生活習慣などによる影響が大きいと考えられています。

四十肩・五十肩になりやすい人の特徴

性別で四十肩・五十肩の発症のしやすさに違いはありません。では、どのような人が発症しやすいのでしょうか。四十肩・五十肩になりやすい人の特徴をいくつかご紹介します。

病気やケガの経験

特に、腰を悪くした経験がある人は注意したほうがよいでしょう。体全体のバランスを保とうとして無意識に一方の肩を上げてしまう傾向があります。この場合、腰や骨盤のゆがみを整えるとよいでしょう。

また、若いころに野球などのスポーツで肩を痛めた人も発症しやすいといわれています。

猫背・ハイヒール・肩かけバッグ・パソコンやスマホの利用

猫背にしていると、重心が前のめりになるため体にゆがみが生じやすくなります。特にハイヒールを履いている人は猫背になりやすいので、姿勢を常にチェックしましょう。

バッグを肩にかけている人も自然と肩を上げてしまうため、肩に負担をかけています。バッグをかけるほうの肩に四十肩・五十肩を発症する可能性が高いと言えます。

また、パソコンやスマホ、携帯の利用時間が長いと猫背になりやすいので気をつけましょう。20代や30代で四十肩・五十肩を発症する人の多くが、仕事で一日中パソコンに向かっているようです。

姿勢の悪さは四十肩・五十肩を招きます。正しい姿勢を心がけましょう。

寝不足・偏った食事・ストレス

寝不足や栄養の偏った食生活、ストレスなどにより交感神経が優位になると血管が収縮されてしまうため、血行不良が起こります。肩関節まわりの血流が悪くなると炎症を起こしやすいので、交感神経と副交感神経のバランスを保つことが大切です。

栄養バランスのよい食事を3食とり、決まった時間にしっかり寝るなど規則正しい生活を送りましょう。適度な運動や趣味を楽しむことも自律神経を整えるために欠かせません。

自己流の運動

四十肩や五十肩の予防に運動は効果的ですが、方法によっては逆効果になるので気をつけてください。特に、水泳やゴルフなど肩まわりを動かすスポーツは注意が必要です。

水泳もゴルフも正しいフォームで行っていれば問題ないのですが、自己流だと肩甲骨を動かさずに腕だけを動かしてしまいがちなのです。これでは、肩に負担がかかって四十肩・五十肩などの肩トラブルを発症しやすくなってしまいます。

スポーツをする場合には、正しいフォームをしっかりと学んでください。

四十肩・五十肩の症状

四十肩・五十肩は、症状の変化によって「急性期」と「拘縮期」に分かれます。それぞれに特徴的な症状について簡単に解説します。

急性期

炎症がひどく、肩と腕の痛みが強い時期を急性期と言います。腕を動かさなくても痛むときがあるほどの痛みや、しびれの症状が出る場合もあります。また、夜間に寝ていても痛いという夜間痛に悩まされることがあります。

肩が上がらないほど痛い時はすぐに整形外科を受診してください。日常生活に支障がなければ痛みのある動作は極力控えるか、ゆっくり動かすことで痛みを起こさせないようにしましょう。しかし、肩は動かしていないと固まってしまう可能性がありますから、痛くない方向へは動かしておきましょう。

拘縮期

急性期のようなするどい痛みは治まりますが、関節を動かせる範囲が狭まって腕を動かしにくくなります。この拘縮期に入ったときには、痛みを感じず無理のない範囲で肩の関節を動かしてみましょう。しかし、可動範囲がどんどん狭くなるようでしたら整形外科を受診しましょう。

慢性期は半年から1年ほど続くことが多い傾向があります。

四十肩・五十肩の予防

四十肩・五十肩の予防にはストレッチが有効とされています。自然な呼吸でゆっくりと行うストレッチには、筋肉をゆるめて柔軟性を高める効果や、血行をよくして神経機能を向上させる効果が期待されます。

肩の周囲の筋肉をやわらかくするストレッチを『四十肩・五十肩予防に役立つストレッチ』で紹介しています。関節の動きのよくなるお風呂に入った後などにとり入れてみましょう。

四十肩・五十肩の原因をチェックして20代・30代のうちから予防を

年齢に関係なく四十肩・五十肩になる可能性が高い人の特徴をご紹介してきました。しかし、今からでも遅くありません。注意すべき点を改善して、四十肩・五十肩を早めに予防していきましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 整形外科

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