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コンタクトレンズと結膜炎の関係

更新日:2017/06/20 公開日:2015/07/31

コンタクトレンズの基礎知識

今や10人にひとりがコンタクトレンズを使用しているといわれていますが、コンタクトの装着によって目にトラブルを抱えている方も少なくありません。そこで、ドクター監修のもと、コンタクトレンズと結膜炎の関係と予防法ついて解説します。

今や10人にひとりが使っているといわれるコンタクトレンズ。ですが、コンタクトレンズの装着によって目にトラブルを抱えている方も少なくありません。コンタクトレンズは結膜炎の原因になるのでしょうか。

コンタクトレンズが原因で結膜炎になることがある?

結論からいうと、普段使っているコンタクトレンズやカラーコンタクトが原因で結膜炎を発症することはあります。その大きな原因は、レンズの汚れです。

コンタクトレンズを装着すると、レンズにゴミやタンパク質が付きやすくなります。表面を磨くことで汚れも除去できるハードコンタクトならまだしも、破れやすい材質のソフトコンタクトは磨くことが難しいため、しっかり汚れを落とすことができません。

また、目の潤いを保っている涙にはタンパク質や脂質を含んでいます。これらがレンズの汚れになるだけでなく、タンパク質や脂質は吸着性が高いことから花粉や細菌などを付着させやすくなってしまいます。

このような汚れたコンタクトレンズを使用することでアレルギー反応が起こり、アレルギー性結膜炎を発症することがあります。

アレルギー性結膜炎の症状には、充血や目やに、まぶたの腫れなどがあります。

さらに、コンタクトレンズの汚れが原因で起こるものに「巨大乳頭結膜炎」があります。

これは、近年増加傾向にある眼の病気で、発症するとまぶたの裏側にブツブツができます。目やにやかゆみを増加させるだけでなく、レンズがずれやすい状態になるなどいろいろな不都合をもたらします。

コンタクトレンズによる結膜炎を防ぐには

コンタクトレンズによる結膜炎をはじめ、目のトラブルを予防するためには日頃から定期検査を受けることです。もしなんらかのトラブルを生じたとしても、定期検査をしていれば初期の段階で治療や対処ができます。

また、コンタクトをしたまま眠ってしまった経験がある方もいるかもしれませんが、これは目の健康のためにはNGです。コンタクトレンズには目安となる装着時間が記載されています。説明書に従うことはもちろんですが、目のコンディションに合わせて無理な装着をしないようにすることも大切です。

そして、常にレンズの清潔を保つことを心がけましょう。こすり洗いを行って、汚れをしっかり落として下さい。すすぎが不十分で、洗浄・保存液が残っていることも炎症を招きます。また、洗浄する際に井戸水や水道水を使うと、アメーバーなどが混入することもあるのでやめましょう。1日ごとの使い捨てタイプを活用するのもおすすめです。

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