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免疫力(抵抗力)とは?免疫のメカニズム

更新日:2016/12/09 公開日:2015/08/13

免疫の役割とメカニズム

私たちの身の回りには、細菌やウイルスなど、有害な物質が数多く存在しています。そんな中でも健康を保っていられるのは、身体に備わった「免疫力」のおかげです。ここでは、私たちが健康を維持するために欠かせない「免疫力」について、ドクター監修の記事で詳しく解説します。

私たちの身の回りには細菌やウイルスといった、身体に害のある物質が多く存在しています。そんな中で健康に暮らしていくために欠かせないのが「免疫力」。ここでは、人間の身体に生まれつき備わっている免疫力の役割について詳しく解説していきます。

免疫力とは

免疫力とは、細菌やウイルスといった身体に有害な物質が体内に侵入するのを防いだり、体内で発生したがん細胞を死滅させるなどして身体の健康を守る自己防衛機能のことです。

免疫力は身体のさまざまなところで機能しており、免疫力が十分働いていることで、私たちは健康を保つことができています。

この免疫力において重要な役割を担っているのが血液中にある「白血球」で、免疫細胞ともいわれます。免疫細胞にはさまざまな種類があり、外的侵入を見つける、速攻撃を開始する、攻撃開始の指令を出すなど、それぞれが独自の機能を持っています。これら免疫細胞が互いに連携することで、細菌やウイルス、がん細胞といった敵と戦っています。

これら免疫細胞のなかでも生まれつき持っている防御機能の「自然免疫系」と、さまざまな病原菌に感染することで得られる「獲得免疫系」に分けられ、2つの連携プレーによって体は守られています。

まず、「自然免疫系」が24時間いつでも目を光らせ、率先して病原菌と戦います。それでも「自然免疫系」が防ぎきれない病原体がやってきた場合、「獲得免疫系」が対応します。「獲得免疫系」は、さまざまな病原体と戦った情報を記憶し、二度目に同じ病原体が侵入した際は、その病原体に対する武器となる「抗体」を産生し、撃退します。

一度かかった病気にかかりにくいのも獲得免疫系の「免疫力」のひとつです。はしかやおたふく風邪のように、一度発症すると一生免疫が続くことを「終生免疫」と言います。

健康維持のために重要な免疫力ですが、20代をピークに年齢とともに低下していきます。これは、免疫細胞の中でも重要な役割を果たすNK細胞が加齢により衰えるためだとされています。高齢者にがん患者や感染症での死者が多いのはこの免疫力の低下も関係していると考えられます。

また、加齢だけでなく、ストレスや環境、生活習慣によっても免疫力が低下することがわかっています。こうしたタイプは「現代型免疫低下」と呼ばれ、近年増加傾向にあります。

そのため、高齢者に限らず、若い年代でも、免疫力を高める方法や、免疫力低下の原因を知ることは大切なのです。

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