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グルコサミンをサプリで摂取する理由

更新日:2017/12/14 公開日:2015/08/31

グルコサミンの基礎知識

関節の痛みなどによいとされるグルコサミン。グルコサミンをサプリメントで摂取する理由について、ドクター監修の記事でお伝えします。グルコサミンが豊富に含まれている食べ物はいくつかありますが、そのまま食べても期待する効果が得られにくいことがあります。

グルコサミンは、コンドロイチンとともに、多くのサプリメントに用いられています。グルコサミンを含む食べ物が存在するにも関わらず、グルコサミンのサプリメントが活用されているのはなぜなのでしょう。ここでは、グルコサミンをサプリメントで摂取する理由についてお伝えします。

グルコサミンは食事から摂取するのが難しい

日本では、グルコサミンは、カニやエビの甲羅を構成している天然資源「キチン」を工場で精製し、塩酸で分解することによって得られています。

キチンの90%以上はアセチルグルコサミンが連なった高分子で成り立っているため、キチンそのままの状態では体内にほとんど吸収されません。

要するに、グルコサミンが含まれている食べ物を食べたとしても、塩酸で分解されてグルコサミンにならない限り、ほとんどその効果を得ることはできないのです。これが、グルコサミンのサプリメントが数多く販売されている理由です。

グルコサミンの摂取が重要な理由

たとえば、軟骨は骨と骨の間に存在し、摩擦や衝撃から骨を守る役割を果たしています。しかし、加齢や関節に負担がかかることで徐々にすり減っていきます。関節軟骨がすり減ると、骨と骨がきしみ合い、炎症が生じます。その炎症が原因で、関節痛や腰痛、膝痛(しっつう)などが引き起こされます。

こうした症状を防ぐためには、丈夫な軟骨を維持させ、すり減った軟骨は再生させることが重要です。グルコサミンは骨をつくりだす軟骨芽(なんこつが)細胞そのものに働きかけ、軟骨を強化する作用があり、また、関節部分の細胞の代謝に重要な役割を果たしています。そこで、グルコサミンが十分に生成されている必要があるわけです。

グルコサミンはもともと体内で生成されるもので、軟骨や爪、腱や靭帯、心臓弁などに存在していますが、グルコサミンを生産する能力は年齢を重ねるにつれて低下していきます。そこで、加齢とともに減少するグルコサミンを補う方法のひとつとして、サプリメントが活用されているのです。

サプリメントなどで不足しているグルコサミンを補充することで、丈夫な軟骨を維持するだけではなく、損傷した軟骨を修復し強度を高める効果が期待できます。