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肥満体質の方は要注意!太り過ぎが招く腰痛

更新日:2016/12/09 公開日:2015/08/27

腰痛の原因・基礎知識

肥満は万病のもとですが、腰痛を引き起こす大きな原因の1つでもあります。肥満が腰痛を引き起こす理由と、その効果的な解消法について、ドクター監修のもと詳しく解説します。

体重が増えると腰が痛くなりやすいのはなんとなくわかるものですが、なぜ痛くなるのかについてはわからない方も多いはず。肥満など、体重の増加により腰痛が起こるメカニズムと、その対処法について解説します。

肥満も腰痛の原因になる

食生活の欧米化によって日本でも肥満の人が増えてきました。体重が増えると、上半身を支えている腰の負担が大きくなるほか、筋肉よりも脂肪の割合が多くなることで、骨や靭帯にかかる負荷も相当なものになります。日本人の「和式」の生活は、腰もヒザもよく使うため、体重がかかると故障が起こりやすくなります。

また、体に脂肪が蓄積されてお腹が出てくると、自然に背中が反っていきます。背中が反った状態では、腰の関節が圧迫されて常に負荷がかかった状態になってしまい、腰痛につながります。さらに、背骨のゆるやかなS字カーブもゆがむため、腰椎や椎間板、椎間関節、ヒザ関節に負荷がかかり、腰の痛みが引き起こされます。

肥満と腰痛を同時に解消するには?

肥満と腰痛の改善には、適度な運動とバランスのよい食事が不可欠です。それぞれのポイントを具体的に見ていきましょう。

適度な運動のポイント

肥満の方は運動不足になりやすいため、日ごろから運動する習慣をつけましょう。ただし、これまで運動習慣のなかった人がいきなりハードな運動をすると、故障の危険性があります。無理をせず、少しずつ慣らしていきましょう。おすすめは、ウォーキング。腰痛と肥満のどちらにも効果的です。運動によりある程度筋肉がつくと、腰を支えることができるようになり、腰の負担が軽減されます。ただし、肥満の程度や心身の状態によっては、運動が逆効果になる場合もあるので、運動はドクターとよく相談したうえで始めましょう。

バランスのよい食事のポイント

炭水化物をたくさんとるのではなく、タンパク質や野菜を増やした食事を心がけましょう。また、朝食はしっかりとり、夕食は軽くするとよいでしょう。夜食や間食はできるだけ控え、早食いせずによく噛んで食べることも大切です。

ただ、痩せることが大切だと頭ではわかっていても、そう簡単に生活を変えることはできませんよね。そのような方のために、肥満外来を設けている病院もあります。肥満外来では、ドクターのほか、看護師、理学療法士、栄養士がチームとなって健康的な痩せ方を指導してくれます。1人では痩せる自信がない、健康的に痩せたいという方は、ぜひ受診してみてください。

また、肥満を予防、解消するには、運動と食事だけでなく、ストレス対策や十分な睡眠をとることも重要となります。これは、肥満による腰痛やヒザの痛みの緩和にも役立つので、意識して行いましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 整形外科

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