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後頭部が痛む頭痛の種類と注意したい病気

更新日:2018/06/22 公開日:2015/09/30

頭痛の種類と症状

頭痛は痛む部位によって原因や症状が異なります。後頭部が痛む頭痛の場合、命に関わる病気の可能性もあります。後頭部が痛む頭痛の種類や見極めのポイントについて、ドクターの監修の記事で詳しくお伝えします。

頭痛にはさまざまな種類がありますが、後頭部が痛む場合は「緊張型頭痛」、「後頭神経痛」、「くも膜下出血」などの可能性が考えられます。「緊張型頭痛」と「後頭神経痛」は命に関わる頭痛ではありませんが、「くも膜下出血」は重篤な病気です。同じ後頭部が痛む場合でも、見極めが必要です。

後頭部が痛む頭痛の種類

後頭部が痛む頭痛にはおもに以下の3つがあります。

緊張型頭痛

慢性的な頭痛の中でもっとも多いタイプの頭痛です。長時間同じ姿勢でいたり、猫背など悪い姿勢をとっていると、首や肩の筋肉がこってきます。こりで筋肉が緊張することで、血流が悪くなり、頭痛が起こります。後頭部から首にかけてのじわっとした痛みや、締め付けられるような感じがしばらく続くのが特徴です。眼精疲労や精神的なストレスも原因となります。

後頭神経痛

首の付け根から後頭部にかけて延びている神経が刺激されることで生じる頭痛のことです。首の付け根から後頭部がズキズキ、キリキリ痛んだり、電気が走ったようなビリッとした痛みをくりかえすのが特徴です。一度痛み出すと、数秒から数時間の間隔で、数日から数週間継続します。後頭部を支配する神経には「大後頭神経」「小後頭神経」「大耳介神経」の3つがあり、どれが刺激されているかによって痛む場所が変わります。吐き気などの症状はなく、圧痛点(指などで圧迫したときに強く痛みが出る点)があるのが特徴です。

くも膜下出血

脳を覆う3枚の膜のうち、真ん中の「くも膜」の下で出血する病気です。ほとんどの場合、脳の動脈にできた動脈瘤というコブが破裂することによって起こります。後頭部や頭全体に突然、後頭部をバットで殴られたような、今まで経験したことのないような非常に激しい痛みが起こるのが特徴です。この痛みは瞬間的にピークに達し、おさまることはありません。激しい痛みが突然起きたとしても、その痛みが断続的である場合、もしくは最初は弱い痛みで次第に強くなっていく場合はくも膜下出血ではありません。

くも膜下出血は死亡率が高い危険な病気

くも膜下出血は、死亡率が非常に高く恐ろしい病気です。出血量が多い時には、すぐに意識がなくなり、病院にたどり着く前に亡くなるケースも少なくありません。働き盛りの人に起こりやすいのも特徴です。

命が助かったとしても、ダメージを受けた場所によっては片麻痺や言語障などの後遺症が起こるケースが多い病気でもあります。

くも膜下出血の原因となる脳動脈瘤ができやすい体質は、遺伝すると言われています。親戚でくも膜下出血を起こした人がいる場合は、特に注意するようにしてください。

突然発症した激しい頭痛が継続している、今までに経験したことがないような強烈な頭痛が起こった、などの場合は、ただちに脳神経外科の専門医のいる病院を受診してください。軽い頭痛であっても油断は禁物です。ただの頭痛で終わらせず、念のため受診をするようにしてください。

この病気・症状の初診に向いている科 内科

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