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病院に行くべき頭痛とは?頭痛の受診の目安

更新日:2018/02/20 公開日:2015/09/30

頭痛の種類と症状

いつものことだと放置しがちな頭痛ですが、様子見をしたまま病院に行かないでると、命取りとなるケースもあります。緊急性の高い頭痛とはどんなものか、その見分け方や病院を受診するタイミングについて、ドクター監修の記事で詳しくお伝えします。

頭痛には放っておいても命には別条のない頭痛と、放置していると命にかかわる緊急性が高い頭痛があります。その見極めのポイントや受診のタイミングについて解説します。

頭痛で受診するタイミング

頭痛には2通りあります。ひとつは一次性の頭痛です。いわゆる「頭痛持ち」の人に起こる慢性頭痛とも呼ばれるもので、筋肉の凝りや血管の拡張によって起こります。もうひとつは、病気が原因となって起こる二次性の頭痛です。こちらは放っておくと命の危険性がある頭痛で、なるべく早い段階で医師による診断が必要です。

いわゆる頭痛持ちの人は、痛みが強かったとしても、それがよくある痛みであれば、緊急性は低いことがほとんどです。頻繁に頭痛が起こったり、日常生活に支障をきたすほどひどい場合、また、市販の頭痛薬を用法・用量通りに飲んでも効かない場合、月10回以上服用してしまう場合は、一度専門医の診察を受けたほうがいいでしょう。

一方、病気が原因となって起こる二次性の頭痛の場合は、悠長にかまえていてはいけません。痛みの強さや感じ方、続き方などが、それまでに体験してきた頭痛と違う場合は、深刻な頭痛である可能性があるので、速やかに医療機関で診断を受けるべきです。

医療機関は頭痛外来や神経内科あるいは脳神経外科の受診が望ましいでしょう。

医療機関では詳細な問診が行われます。頭痛の症状や経過を正確に伝えることが診断や治療方針を決める上での大きな参考になるので、頭痛が起きたときによく観察して特徴をメモするなどして把握しておきましょう。

医師から聞かれるのは以下のような項目です。

<チェック項目(例)>

・いつから痛みが始まったか

・頭痛が始まった年齢

・どんなふうに痛むか

・痛むのはどの部位か(頭の片側だけか、両側かなど)

・痛みはどれくらい続いているか

・痛みの間隔はどれくらいか

・いつ痛むか。規則性はあるか(休日、生理のとき、何日か集中して、など)

・どうすると楽になるか。逆にどうすると痛みが増すか

・頭痛以外の症状はあるか

・頭痛の前兆・予兆はあったか

・家族で頭痛持ちはいるか

・飲んでいる薬はあるか

これらを正確に答えられるように整理しておくといいでしょう。

一刻も早く受診すべき緊急性の高い頭痛とは?

病気が原因となって起こる二次性の頭痛のなかでも、下記に該当する症状がある場合は特に注意が必要です。いずれも緊急性が高い病気である可能性が高いので、一刻も早く専門の医療機関を受診してください。

発熱、吐き気、意識障害をともなう頭痛

なんらかの菌に気道が感染している可能性があります。特に小児の場合、インフルエンザ脳症など重篤な病気につながる場合があるので注意が必要です。菌が脳を覆う髄膜に感染して起こる髄膜炎の可能性もあります。細菌性髄膜炎は死亡に至るケースも少なくなく、治っても後遺症が残ることがあります。できるだけ早く医師の診断を受けてください。

吐き気をともなう激しい頭痛

くも膜下出血や脳腫瘍、脳出血などの可能性があります。詳しくは『吐き気をともなう頭痛は病気の兆候かも?』を参照してください。慢性頭痛とは異なる頭痛で、今までに経験したことがない痛さだった場合や、発熱していないのに吐き気を感じる場合は、CTやMRIなどの画像診断が可能な医療機関で受診をするようにしてください。

目の痛みをともなう頭痛

頭痛とともに目の痛みを感じる場合は、「緑内障」もしくは「群発頭痛」の可能性があります。緑内障は眼球中の圧力(眼圧)が急に高くなることで視神経が損傷する目の病気です。放っておくと失明する可能性もあります。群発頭痛は慢性頭痛の一種ですが、目の奥やこめかみ付近がえぐられるように痛むのが特徴です。命にかかわる頭痛ではありませんが、耐え難い痛みのため医師に治療薬を処方してもらったほうがよいでしょう。経験したことのない目の痛みをともなう頭痛の場合は、眼科を受診してもいいでしょう。

場合によっては命にかかわることもある頭痛。頭痛を感じたときは、症状をきちんと見極めて対処するようにしてください。

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