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クリームファンデーションのメリットとおすすめの塗り方|正しい使い方でシミをカバー

更新日:2018.02.01
公開日:2015.09.30
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この記事の監修者
ヘアメイクアップアーティスト・メイク講師 小野寺舞

カバー力No.1と言っても過言ではない、クリームファンデーション。特に、シミやくすみといった悩みを抱えている人に人気です。ここではメイクのプロ監修のもと、クリームファンデーションの正しい塗り方と使い方をご紹介します。

油分が多く、カバー力と保湿力の高いクリームファンデーション。シミやニキビ跡などの肌悩みをしっかりカバーしてくれる点で便利なアイテムだとは知っているものの、使い方がよくわからない、リキッドタイプとの違いがいまいちよくわからない、という人も多いのではないでしょうか。そこで、クリームファンデーションの正しい塗り方を紹介します。

クリームファンデーションのメリットとは

油分が多めで、こってりとしたテクスチャーが特徴。保湿成分や美容成分を含んでいる製品も多く、保湿力も高めで、シミやくすみ、毛穴のカバーなどにも向いています。容器もチューブタイプからボトルやジャー入りのもの、コンパクト入りのものなどさまざまな製品があります。

ファンデーションの種類とおすすめの使い方

クリームファンデーションの他にも、パウダーファンデーションやリキッドファンデーションなど、さまざまな種類があります。リキッドとクリーム、そのほか似たタイプの液状ファンデーションについて、その性質や特徴をご紹介します。

伸びやすく肌にフィットするリキッドファンデーション

油分や水分を含んだ液状のファンデーションで、肌に伸ばしやすく、フィット感が高いのが特徴です。テクスチャ―はサラサラしたものから、やや重みのあるこってりとしたものまでさまざま。複数の色を混ぜて、自分の肌に合ったカラーを作るなど、幅広い使い方が可能です。

水分が蒸発してパウダーになるエマルジョンファンデーション

肌に伸ばすと液状になり、その後水分が蒸発してパウダーに変わるタイプのファンデーション。パウダーとクリームの性質を併せ持つタイプで、基本的にどのような肌質にも合うとされています。

うるおいと透明感を演出するジェルファンデーション

リキッドやクリームタイプの伸びのよさはそのままに、ジェル特有のみずみずしい質感が特徴のジェルファンデーション。うるおいは欲しいけれど厚塗りに見せたくない人、透明感やナチュラルさを求める人に人気です。

化粧直しに便利なクッションファンデーション

クッションスポンジにリキッドやクリーム状のファンデーションが染み込んでいるタイプの製品です。コンパクトタイプの容器に入っているため化粧直しに便利で、自然なツヤが演出できます。

クリームファンデーションのおすすめの塗り方

クリームファンデーションの基本の塗り方や順番をご紹介します。先に化粧水や乳液で肌を整え、化粧下地で肌色を補正したり、保湿や紫外線対策などを行ってから塗りましょう。

1.ファンデーションを顔にのせて伸ばしていく

まずは、ファンデーションをスポンジやブラシにとり、おでこや頬、あごなどの広い部位にのせていきます。

そして、中心から外側に向けて、力を入れずスーっとのばしていきます。

2.鼻筋や目元など細かい部位にまでファンデーションを伸ばしていく

次に、鼻筋や目の周り、小鼻などの細かい部位は広い部位を仕上げて残ったファンデーションを薄くのばしていきます。この時、ファンデーションを足しすぎると、ムラや厚塗りの原因となるので注意しましょう。

コクのあるクリームファンデーションは、つけ過ぎるとヨレやすいので、動かすことの多い口のまわりや目のまわりは薄く伸ばすことを意識しましょう。

3.スポンジで油分をとりながらなじませる

ファンデーションを塗り終えたら、なにもついていないスポンジで、軽く肌を抑え余分な油分をとり、肌へなじませていきます。

4.髪の生え際やフェイスラインまで丁寧に塗る

髪の生え際やフェイスラインなど、ファンデーションを塗っていない部位との境目をスポンジでぼかすと、より自然な仕上がりに。

使用するスポンジは、できるだけ厚手のものを使うと、弾力性があり肌への負担を最小限に抑えることができます。

5.こすらないようにやさしくなじませる

ファンデーションを塗りこむ際は、肌への負担を大きくしないためにも擦らないようにしましょう。

6.なじませた後はパウダーなどで仕上げる

ファンデーションを肌になじませたら、その後はフェイスパウダーなどをはたいて仕上げます。フェイスパウダーをはたくことで、化粧崩れやテカリを防ぐことができます。

7.ムラなくキレイに完成

スキンケア後の肌(左)と、ベースメイク完成後(右)の比較です。とてもなめらかでムラのない、キレイな肌に仕上がりました。

スポンジ・パフやブラシを使った塗り方

クリームファンデーションは、指先はもちろんスポンジやパフ、ブラシなどで塗ることができます。

スポンジやパフを使った塗り方

まずクリームファンデーションを手に取り、顔の数か所にポンポンとおいてから指先で軽く伸ばし、スポンジやパフでさらに薄く伸ばしていきます。初心者の人でもムラなく塗れるのでおすすめです。

ブラシを使った塗り方

ブラシを使って塗るときは、平たい専用ブラシを使いましょう。まずブラシにファンデーションを取り、手の甲で量を調整してから、顔の広い部分に薄く伸ばしていきます。鼻や目の周りなど細かい部分はスポンジやパフを使うのもよいでしょう。

手を使った塗り方

もちろん、清潔な手や指でそのまま塗っても構いません。ファンデーションを両手のひらに取り、クリームを伸ばすように顔全体になじませてから軽くたたき込んで仕上げる「男塗り」という方法もあるようです。

クリームファンデーションは少量で大丈夫

油分の多いクリームファンデーションはよくのびるため、使う分量は、物足りないと思うくらいの少量で大丈夫です。使用するファンデーションのメーカーにもよりますが、スポンジに付けるのは、だいたい親指の爪くらいの分量。これを顔全体にムラなく均一に塗っていくのが基本です。

下地やコントロールカバーと使うと効果的

カバー力の高いクリームファンデーションですが、毛穴の凹凸やシミ、赤みといった部分は、ファンデーションだけで対処しようとせずに、下地やコントロールカバーを一緒に使うこともポイントです。クリームファンデーションだけで肌トラブルをカバーしようとすると、厚塗りになってしまいます。

また、たくさん付けることで、それだけ肌に負担がかかり、肌トラブルを招くことにもなります。

まとめ

シミやくすみ、毛穴のカバー効果はもちろん、保湿効果の高さでも人気のクリームファンデーション。その基本的な塗り方や手順、1回の適量、道具を使った塗り方のコツなどをご紹介しました。

クリームファンデーションは保湿成分や美容成分が配合されている製品も多く、スキンケアしながらつや肌をかなえたい人におすすめです。スポンジやパフ、ブラシなど使いやすい道具を選び、ムラなく薄く伸ばして美肌に仕上げましょう。

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