エマルジョンファンデーションは、コンパクトに入ったクリーム状のファンデーション。肌につけると、中の成分が蒸発し、液状からパウダー状に変化します。
パウダーとリキッドのいいとこ取りをしたファンデーションとも言われていますが、使い方には少々コツがいるようです。ここではエマルジョンファンデーションの上手な使い方をご紹介します。
エマルジョンファンデーションの塗り方
ムラなく均一に塗るというのがファンデーションを使用する上での基本ですが、エマルジョンファンデーションの場合は少々異なります。
エマルジョンファンデーションを塗る時のポイントは、「しっかり塗るゾーン」と「程々ゾーン」、「薄塗りゾーン」など、きちんと塗る部位と程々でもいい部位に分けて塗ることを意識することです。そうすることで色味の明暗が分かれ、立体感のある肌を演出することができます。
・「しっかり塗るゾーン」は頬などの肌悩みが多い部位
・「程々ゾーン」はフェイスラインより一回り中に入った部位
・「薄塗りゾーン」は一番フェイスラインに近い部位
ゾーンを決めて立体感を出すことがエマルジョンファンデーションを使用する際のポイントですが、ゾーンごとの境界線ははっきりと決めずぼかすことが重要です。境界線をはっきり決めてしまうと舞台メイクのようになってしまうのでNG。
境界線をぼかしたいゾーンは意識するだけで十分です。それだけでも立体感のある肌をつくることはできます。
エマルジョンファンデーションを塗る際は、顔の中心から外側に向かって優しく塗ることが基本的なルール。
また、小鼻のまわりやまぶたなどの細かい部位はスポンジに残ったもので塗ること。新たにファンデーションを付けた上で細かいところを塗ってしまうとムラや厚塗りの原因にもなります。また、細かいところは残ったものでスーと丁寧に叩き込むのがポイントです。さらに、毛穴の凹凸を隠したい場合は、上から下に塗り込むのではなく、下から上に塗り込むと毛穴にファンデーションが入り込み、毛穴を目立ちにくくします。
エマルジョンファンデーションに、仕上げのフェイスパウダーはいるの?
肌の上でパウダーファンデーションに変化するエマルジョンファンデーションですが、仕上げのフェイスパウダーをしたほうがいい場合もあります。
フェイスパウダーは仕上がりを整えるだけでなく、化粧崩れを防ぐ効果もあるので、キレイな状態をなるべく長く維持させたいのであればフェイスパウダーは必要といえます。ただし、フェイスパウダー機能もついたエマルジョンファンデーションもあるので、製品についている説明書きに従ってください。
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