スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

飲み過ぎたら水分補給を!二日酔いを防ぐ水の飲み方とは

更新日:2018/05/17 公開日:2015/09/30

二日酔いの原因と基本的な対処法

アルコールの利尿作用によって起こる脱水は、二日酔いの大きな原因になります。飲み過ぎたら水分補給が二日酔いを防ぐ重要なポイント。ここでは、ドクターの監修のもと、二日酔いを防ぐための水分補給について詳しくご紹介します。

アルコールには利尿作用があるため、飲み過ぎると脱水状態になります。そして、この脱水は、二日酔いの原因のひとつにもなります。ここでは、飲み過ぎたときにしておきたい二日酔い防止策、「水分補給」について詳しくご紹介します。

飲み過ぎによる脱水状態が二日酔いの一因に

「脱水症状」と聞くと、水分を十分に補給しない状態で激しいスポーツを続けたときや、サウナなどで急激に汗をかいたとき、猛暑で大量に汗をかいたときなどに起こるイメージがありますが、実は飲酒でも脱水症状が起こることがあるのです。それは、アルコールが持つ「利尿作用」によるもの。

利尿作用は、身体の水分を調整する抗利尿ホルモンの分泌が抑制されることで生じます。抗利尿ホルモンの分泌が抑制されると、体内の水分が尿として排出されやすくなり、脱水の原因となります。

このときに排出されるのは、飲んだお酒の水分ではありません。まずは、血液中の水分が排出され、続いて浸透圧上昇により血管に移動する体液の水分が排出されます。そのため、脱水症状が引き起こされやすくなるのです。

では、なぜ脱水症状が二日酔いの原因になるのでしょうか。

人間の体は、体液中の電解質(ナトリウムやカリウムなど)を一定に保つように常に調整されていますが、脱水状態になると、身体の電解質のバランスを崩してしまうのです。電解質、特にナトリウムの総量は血液中の水分量や細胞周囲の体液量にも影響を及ぼすもの。血液中の水分が減少することで、消化器系の臓器への血流量が減少し、機能低下による吐き気などの不快な症状を引き起こすこともあるのです。さらに脳への血流量が滞れば、頭痛といった二日酔いの症状にありがちなものも発症してしまいます。

二日酔いを防ぐ水分補給のポイント

二日酔いの原因のひとつとなる脱水症状。これを防ぐには「水分補給」が重要です。それにはアルコールを飲みながら合間にアルコールと同量の水を飲むことをおすすめします。難しいようであれば、お酒を飲む前後に水分を摂取するように心がけましょう。

ただし、いくら二日酔いを避けたいからといって、飲酒後に大量の水を一気に摂取するのはよくありません。食後は、食べたものを消化するため胃の動きが活発になっており、水分も吸収しやすい状態にあります。そんなときに大量に水を摂取すると、消化不良の原因となったり、翌朝のむくみにもつながります。一度に摂る水分の量はコップ1杯、150~200ml程度が適量といわれています。

また、水分補給をする際は、コーヒーや緑茶といったカフェインが含まれているものは避けた方がよいでしょう。カフェインには利尿作用があるので、水分補給としての意味をなさない場合があります。さらに、冷たい飲み物は体を冷やし、胃腸に負担をかけてしまうことがあります。できるだけ常温以上の温かいものを飲むようにしましょう。

ヘルスケア本