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爪の構造としくみ

更新日:2017/04/07 公開日:2015/09/30

爪は健康のバロメーターといわれて言いますが、どのようなしくみで健康を支えているのでしょうか? おしゃれや身だしなみはもちろん、爪のしくみや構造について知っておくことも大切です。

爪のしくみ

手や足の指先にあって皮膚を覆っている爪。硬くて軟骨などの骨のような感じもしますが、実は、爪とは皮膚が角質化したもの。タンパク質の一種「ケラチン」でできて言います。これは髪の毛と同じ成分です。

爪は、甘皮の下の「爪母基(そうぼき・マトリックス)」というところで作られます。甘皮がこの部分を外部の刺激から守ることで、爪を正常に成長させます。甘皮を取り除いてしまったりして、強い刺激にさらされると、正常な爪が生えてこないこともあります。

健康に爪が成長した場合、成人では1か月で約3~5mmほど伸びます。子どもは新陳代謝が活発なので、大人よりも伸びるスピードが早いようです。また、季節によっても違い、冬より夏のほうが爪は早く伸びます。そうして少しずつ伸びていき、爪全体が生え変わるのは、個人差はありますが、成人で約4~6か月といわれています。

爪は10~15%ほどの水分を含みます。生え始めの部分のほうが水分が多く、白っぽく見えるのです。季節によっても水分量は変化します。そのため、前述したように冬より夏のほうが爪が早く伸びやすく、乾燥する冬に爪が割れやすくなります。

爪の構造を知ろう

ひとことで「爪」と言っても、爪さきから根元、さらに皮膚に隠れている根元まで、それぞれ名称があります。大きく分けると、爪の表面、マニキュアを塗ったりする部分を「爪甲(そうこう・ネイルプレート)」、皮膚の下にある爪の根元の部分を「爪根(そうこん・ネイルベース)」とい言います。

ここでは、爪の構造と名称をさらに細かく紹介します。

爪先(そうせん・フリーエッジ)

爪甲の一番先。爪床から離れて、爪が外へと伸びている部分で、遊離縁(ゆうりえん)とも呼びます。爪が外に伸びていくことで、爪床から水分が補給されにくくなります。水分不足によって、折れたり、はがれたり、二枚爪になりやすい部分です。

爪床(そうしょう・ネイルベッド)

爪甲の裏側にあり、皮膚に密着している薄いピンク色の皮膚。爪が伸びるとこの爪床から離れるため、透明な爪が白くなっていき爪先となります。

爪郭(そうかく・ネイルウォール)

爪甲の両側にある、少し盛り上がった指の皮膚の部分。この爪甲の左右両側を囲む部分は「側爪廓(そくそうかく)」、爪根を覆っている部分は「後爪廓(こうそうかく)」とい言います。

爪母基(マトリックス)

新しい爪を作る細胞が集まっているところで、爪根にあります。この爪母細胞が細胞分裂をして増えていくことで、新しい爪がどんどん生まれていき、その新しい爪が押し出す力で爪先へと伸びていくわけです。爪母が傷つき正常に細胞分裂できなくなると、表面がデコボコした爪が生えてくるなど、正常な爪が生えてこないことがあります。

黄線(イエローライン)

爪床と爪先の境目で、皮膚と爪が離れる部分の境界線のことを言います。主にネイルアート用語として使われます。

爪半月(そうはんげつ・ヌルーラ)

爪甲の根元にある白っぽい部分で、半月状をして言います。作られたばかりの新しい爪で、まだ角質化されていないため、水分が多く白っぽく見えます。以前は、爪半月が大きいことが健康の証のようにいわれていましたが、これは医学的根拠のない俗説です。

爪上皮(そうじょうひ・キューティクル)

爪甲の根元で、皮膚との境目を覆う角質。わかりやすく言うと、爪の根元にある薄い皮膚、いわゆる甘皮のことです。新しくできたばかりの爪甲を守って言います。乾燥してしまうと、爪上皮が割れたりして、「ささくれ」ができるのもこの部分です。

たまにはネイルをオフして、爪の健康状態を確認してみましょう。

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