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魚の目(うおのめ)とは?種類と特徴

更新日:2018/05/18 公開日:2015/10/29

魚の目(うおのめ)の基礎知識

足の裏にできやすいできもののひとつに「魚の目(うおのめ)」があります。今回は、魚の目の名前の由来や、できるメカニズム、魚の目の種類などをご紹介していきます。

歩くと痛い「魚の目(うおのめ)」は、どのようにしてできるのでしょうか?今回は、魚の目ができてしまうメカニズムや、魚の目の種類についてご紹介します。

魚の目とは

「魚の目」とは、足裏や足指の皮膚の角質が、部分的に分厚くなってできる皮膚の病変のこと。「タコ」も、同じように角質の増殖、硬化によってできる皮膚の病変ですが、魚の目は、芯があり痛みをともなうことが多く、タコは、芯がなく痛みあまり感じないことが違いとしてあげられます。

また、魚の目は、中心にできる芯の部分が、まるで魚の眼のように見えることから、「ウオノメ」と呼ばれますが、正式には、「鶏眼(ケイガン)」といいます。

魚の目ができる仕組み

皮膚というと、1枚の皮のように見えますが、上から「表皮」「真皮」「皮下組織」という3つの層でできており、表皮の一番外側には、「角質層」があります。この角質層は、皮膚の一番外側を覆うものであり、体内の水分が蒸発するのを防いだり、外部からの物理的な刺激や紫外線、ウイルス、菌などから体を守ったりするバリアとして機能しています。

そして、この角質層は、サイズや形が足に合わない靴を履いていたり、歩き方にくせがあったりして、圧迫や摩擦などの刺激が加わり続けると、厚く硬くなり、皮膚の内部を守ろうとします。

魚の目の場合は、皮膚への刺激が1点に集中することで、角質層が皮膚の内部に向かって、円すい状に肥厚していくので、硬い芯ができていきます。そしてこの芯が、神経のある真皮層にまで到達すると、歩くたびに神経が刺激され、痛みを感じるようになります。

また、魚の目には、中心に芯ができるということ以外にも、正常な皮膚との境界がはっきりしていて、面積が比較的小さいという特徴があります。

 

魚の目の種類

魚の目は、症状によって、次の3種類に分類できます。

硬性鶏眼
もっともよく見られるタイプの魚の目で、表面に光沢があり、削ると中央に芯を見ることができます。魚の目は基本的に痛いものですが、できる場所によっても痛み方が違ってきます。硬性鶏眼が神経や血管を圧迫する場合は、激痛をともなうようになります。
軟性鶏眼
窮屈な靴を履いていたりして、指同士が圧迫された結果、足の指の間にできる魚の目です。汗でふやけると、やわらかく、白色をしていることもあります。
粒状鶏眼
足底やかかとの部分にできる小さな芯のみで構成された魚の目です。周辺の角質増殖(目に例えると白目にあたるところ)は、ほとんどありません。

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