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医師に聞く!魚の目(うおのめ)の原因と症状の現れ方

更新日:2018/07/02 公開日:2015/10/29

魚の目(うおのめ)の基礎知識

魚の目ができると、ひどく痛み、日常生活に支障をきたすという方も多いのではないでしょうか。中には、魚の目ができやすかったり、なかなか治らなかったりするという人もいます。そこで今回は、魚の目ができる原因についてご紹介します。

魚の目(うおのめ)の原因と症状の現れ方

魚の目ができると、歩くたびに痛みを感じるので、とてもやっかいです。では、そもそもどうして魚の目ができてしまうのでしょうか?今回は、魚の目の症状の現れ方や原因についてご紹介していきます。

魚の目の症状の現れ方

魚の目とは、通常、大人の足の裏や足指などにできる病変のことで、直径5〜7mmほどの硬いしこりができます。魚の目は、長期間にわたって、皮膚の一点に圧迫、摩擦などといった刺激が繰り返し加わることで、皮膚表面の角質層が厚く硬くなり、皮膚の内側に向かって円すい状に突き刺さるように伸びていき、中心部に芯を持つことでできます。痛みを生じるのは、皮膚の中に食い込んだ芯が神経を圧迫するからです。

魚の目の原因

上述のように、魚の目は、皮膚の一点に圧迫や摩擦などの刺激が加わり、角質層が厚くなることでできます。また、魚の目ができる主な原因としては、次のことが考えられます。

サイズの合わない靴

サイズが小さい靴を履くと、つま先が靴に当たったり、指先が曲がった状態で固定されたり、横幅が狭くて指が両側から圧迫されたりします。また、反対に、サイズが大きすぎる靴を履くと、歩くたびに足が靴の中で動くので、その都度、つま先が靴に圧迫されたり、摩擦されたりします。それだけでなく、サイズの合わない靴では、歩き方も不安定になるので、足裏の特定の部分が刺激されることになります。

ハイヒールや先の細い靴

ハイヒールのように、かかとの高い靴は、足の前方に体重がかかりやすく、つま先が圧迫されがちです。また先の細い靴は、足先が窮屈になるので、指同士が摩擦されてしまいます。

開張足

足裏には、親指のつけ根から、小指のつけ根までを結ぶ「横アーチ」というゆるやかな盛り上がりがあります。しかし、運動不足で足指の筋力が低下していたり、体重の増加によって足にかかる負荷が増えていたり、歩き方に変なくせがあったりすると、この横アーチが崩れて、足が横にベタッと広がる「開帳足」になってしまうのです。開張足になると、歩くときに足の指が使えず、足裏の指のつけ根に体重がかかるようになるので、そこに魚の目ができやすくなります。

開張足を引き起こす様々な原因については、『魚の目(うおのめ)の原因にも!足のトラブルを引き起こす「開張足」とは』をご覧ください。

歩き方のくせ

本来、歩くときは、かかと、親指のつけ根、小指のつけ根の3点で体を支えるものですが、歩き方に癖があると、足裏の特定の部分にだけ体重がかかってしまい、そこに魚の目ができやすくなります。

足の冷え

足が冷えていると、血行が悪くなって皮膚の新陳代謝が衰え、足裏に角質が溜まりやすくなります。また、足が冷えている人は、そうでない人に比べて、靴の圧迫などの刺激をより強く感じるようにもなります。

糖尿病

糖尿病の合併症で、神経障害を患っていると、手足の感覚が鈍くなります。すると、足に合わない靴を履いていても、痛みを感じにくく、長期間合わない靴を履くことになるため、魚の目ができやすくなります。また、糖尿病神経障害で痛みを感じにくいと、魚の目ができていること自体にも気づかず、放置して悪化させがちです。さらに、糖尿病だと細菌への抵抗力も落ちているため、悪化した魚の目に細菌が入ると、傷口が化膿することもあります。そして最悪の場合は、足が潰瘍や壊死を起こし、切断しなくてはならないこともあります。

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