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足の矯正が魚の目(うおのめ)予防につながる!?形を整える「グーパー運動」とは

更新日:2016/12/09 公開日:2015/10/27

魚の目(うおのめ)の予防・対策

魚の目が何度もできてしまうという人は、足の変形が影響しているのもかもしれません。そこで今回は、足の変形と魚の目の関係や、足の変形を改善する「グーパー運動」をご紹介していきます。

魚の目の予防方法の1つに、足の形を整える「グーパー運動」というものがあります。しかしなぜ、足の形を整えることが魚の目の予防につながるのでしょうか。また、グーパー運動とは、どのような運動なのでしょうか。

魚の目の原因は足裏アーチの崩れの可能性も

魚の目ができやすいという人は、「足のアーチ」が崩れて、足が変形しているのかもしれません。足を構成している骨は、かかと、親指のつけ根、小指のつけ根を基点に配列されており、足裏には、これらの骨を筋肉で引き上げるようにして、次の3つのアーチがあります。

・前方の横アーチ(親指のつけ根から小指のつけ根を横断するアーチ)

・内側の縦アーチ(かかとから親指のつけ根を結ぶアーチで、いわゆる「土踏まず」)

・外側の縦アーチ(かかとから小指のつけ根を結ぶアーチ)

これらのアーチには、しなやかな弾力性があり、全身の体重をバランスよく支えたり、歩くときに地面から加わる衝撃を吸収したり、歩行時の重心移動をスムーズにしたりする役割があります。

生まれたばかりの乳児の足には、アーチがまだありませんが、裸足でハイハイやつかまり立ちをしたり、歩いたりするうちに、筋肉や靭帯が発達し、形成されていきます。しかし最近では、小さい頃から靴下や靴で足を覆っていたり、交通機関が発達して歩く機会が減ったりしていることで、このアーチが崩れている人が多いといわれているのです。

足裏アーチの崩れがもたらす足の変形

足のアーチの中でも、もっとも負荷がかかり、崩れやすいのが横アーチです。横アーチがくずれると、足の指が横に広がった「開帳足」になりますが、開張足だと、歩くときに足の指が使いづらく、足裏の指のつけ根に体重がかかるようになるので、その部分に魚の目ができやすくなります。

また土踏まずの縦アーチが崩れると、「扁平足(へんぺいそく)」になります。扁平足だと、歩きにくかったり、疲れやすくなったりします。このため、バランスを取ろうとして、バランスの悪い歩き方をしてしまい、「外反母趾」になってしまうことがあります。外反母趾だと、親指のつけ根の関節が外側に出っ張ってくるので、ここに靴に当たり、魚の目ができることがあります。

足アーチを鍛えるグーパー運動

このように魚の目には、足のアーチの低下による足の変形も影響しているため、アーチを鍛えることが魚の目の予防につながります。そして、アーチ鍛えるのに有効なのが「グーパー運動」です。

グーパー運動というのは、足の指をじゃんけんの「グー」と「パー」のように動かす運動です。単に自力で指を動かすだけでは、指先しか動かないため、あまり効果がありません。アーチを鍛えるためには、指のつけ根からしっかりと曲げること重要です。それを意識して、次の方法でグーパー運動を行っていきましょう。

(1)右手の人差し指を左足の指の小指から人差し指の付け根部分に沿わせ、親指と残りの指で、左足の親指の付け根を握ります。

(2)足首が動かないように、左手で足の甲をしっかり押さえます。

(3)右手の人差し指に力をいれたまま、左足の親指の指のつけ根を深く下へ折り曲げます。これが「グー」の運動です。

(4)左足の親指を付け根から左右に回します。これが「パー」の運動です。

(5)反対の足にも、同様に行います。

グーパー運動は、毎日、片足5分ずつくらい行うのが目安です。また、足指が動きにくい人は、お風呂の中でやるとよいでしょう。ただし、足に痛みがあるときはこの運動を行ってはいけません。

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