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喘息の発作が起きたときの対処法とは?薬がないときはどうする?

更新日:2018/03/05 公開日:2015/10/28

喘息の予防・ケア

喘息の発作が起きたとき、どのように対処すればいいのでしょうか。病院へ行かずに家で対処できるのか、薬がないときでも対処法はあるのか、まだ喘息か判明していない場合はどうすればいいかについてもドクター監修のもと解説していきます。

◎短くポイントをまとめると
喘息の発作は薬での対処が第一、薬の使用後に症状を軽減するケアも行うとよい
日常生活がかなり困難になる程の発作があらわれたときは、病院で対処が必要
まだ喘息かわからないときはまず症状を確認、特に子どもの場合は親が症状を把握することが不可欠
子どもの場合は小児科、大人の場合は内科、呼吸器科、アレルギー科へ受診を

喘息の発作のイメージ画像

ご自身をはじめ家族や子どもが息をするたびにゼーゼー、ヒューヒューと音がする、せきが止まらない、夜中に息が苦しくて眠れないなどの症状がみられると、「もしかしたらこれは喘息?」と思うことがあるでしょう。また、すでに喘息であることがわかっている場合も、夜間だとすぐに病院に行くことができず、なんとか自分で対処できる方法はないかと考える方も多いのではないでしょうか。

喘息の発作が起きたときや、薬がないときの対処法はあるのかについて解説していきます。

喘息の発作の対処法|薬がないときはどうする?

喘息の発作が起きたとき、まず第一に薬での対処が必要不可欠となります。喘息の治療薬には、発作時に使用する発作治療薬(リリーバー)と、発作がない通常時に使用する長期管理薬(コントローラー)があります。これらは医師の判断のもと処方されます。発作の程度によっては発作治療薬を使用し、家で対処することも可能です。

家での対処が可能な発作の程度

  • 動いた時に息が苦しくなる
  • 呼吸は苦しいが横になることはできる
  • 日常の動作は普通に行える、または少しつらさを感じる程度

このようなときは、気管支を広げて呼吸をしやすくする効果のあるβ2刺激薬を使用します。そのほかに医師から何か指示があればそれにしたがって対処しましょう。薬を使用後、少し落ち着いたもののまだつらいようであれば、症状をいくらか軽減できる方法がありますので紹介します。

無理に横にせず上半身を起こす
上半身を壁などにもたれさせると呼吸しやすくなります。
水分を取る
ぬるめの飲み物を取ることで硬くなった痰を柔らかくします。
冷たい飲み物や炭酸飲料は刺激が強いので避けましょう。
痰を吐き出しやすくする
上半身を低く傾斜させ、背中をさすったり、軽くとんとんと叩いてあげたりするとよいでしょう。
過熱式加湿器の蒸気や白湯の蒸気を吸うことも痰をやわらかくして出しやすくします。
ただし、超音波式加湿器の蒸気は菌が繁殖していることがありますので、気を付けましょう。

一方で、β2刺激薬の吸入などを行っても症状の改善がみられない場合は速やかに病院を受診しましょう。

すぐに病院での対処が必要な発作の程度

  • 苦しくて横になることや動くことができない
  • かろうじて歩けるが日常の動作を行うことが困難

このようなときは、β2刺激薬の吸入や内服をして、すぐに病院へ行きましょう。また、夜間であっても躊躇せずに救急外来を受診してください。動くことができないときは救急車を呼びましょう。

まだ喘息かどうか判明していないとき

まずは症状を確認

まだ喘息にかかっているかわからないときは、どのような症状があるかを確認しましょう。特に、子どもの場合は症状をうまく説明できなかったり、伝えられなかったりします。喘息は症状が悪化すると呼吸困難を起こし、死に至ることもあります。子どもにどういう症状が出ているかを親がきちんと認識することが大事です。

喘息の症状の代表的なものとしては下記があげられます。

  • 呼吸をするとゼーゼー、ヒューヒューといった音がする
  • せきが出て止まらない
  • 息苦しい
  • 上記の症状が特に夜間に出る

これ以外にも、何か症状があるなら、医師に伝えられるようにしておきましょう。

症状を確認したら病院で診察を受ける

喘息の発作か判断するには医師の診察が必要です。風邪を喘息と間違えているケースもありますが、医師でないとその区別はできません。治療についても、医師が治療法を決めることになり、薬局で薬を買うなどはできませんので、まずは病院を受診しましょう。

子どもの場合は小児科、大人の場合は内科、呼吸器科、アレルギー科の受診をお奨めします。

まとめ

呼吸が苦しかったり、せきこんで眠れなかったりするのはつらいですよね。子どもや家族がそういう状況になっている場合も、なんとか楽にしてあげたいと思うでしょう。

すでに喘息と診断されており、治療薬を処方されている場合、軽度の発作まではある程度自分で対処することも可能です。まず第一に薬を使用し、症状を軽減するケアをしてみてください。症状の改善がみられないときや、日常生活がかなり困難な状態のときは病院の受診が必要です。

また、まだ喘息にかかっているかわからない状態で、喘息の発作かもしれないと思ったときは、まずは病院で診察を受けましょう。上記を心にとどめ、適切に対応できるようにしましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 呼吸器科

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