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治らない・くり返す痔の予防・改善方法

更新日:2018/05/18 公開日:2015/10/30

痔の基礎知識

痔がなかなか治らなかったり、治ったと思ってもまたすぐ痔になることがあります。痔の発症や再発を防ぐためには、どのようなことに気をつければよいのでしょうか。ドクター監修のもと、痔の予防方法と改善策について解説します。

なかなか治らない痔に悩まされていませんか?いったん治ったと思っても、また痛みを感じたり出血があり、何度も痔をくり返すこともあります。痔にならないためにはどうすればよいのでしょうか。ここでは、治らない、くり返す痔の予防・改善方法について解説します。

食生活を改善する

痔の大きな原因に、便秘と下痢があります。バランスのよい食生活を心がけるだけでも、便秘や下痢を解消することができ、結果的に痔の予防・改善につながります。普段の食生活を振り返ってみましょう。ダイエットのためにと必要以上に食事制限をしていたり、1日3食きちんと食べていないなど、食生活が乱れていませんか。次のようなことに注意して、適切な食生活を送りましょう。

毎朝、朝食をとる

朝食後は便意が起こりやすくなるため、毎朝朝食をきちんととることで、便秘の改善に効果があります。

水分補給をしっかり行う

水分が不足すると便が硬くなって便秘になったり、排便時に肛門を傷つけてしまいます。

食物繊維を含む食品をとる

食物繊維には水分を吸収して膨張し、便を出しやすくする働きがあるため、食物繊維を多く含んだ野菜、きのこ類、海藻類、豆類など食物繊維が豊富に含まれている食品を積極的に摂取するようにしましょう。また、整腸作用のある乳酸菌やオリゴ糖もとるとよいでしょう。

刺激の強い香辛料、アルコールは控える

香辛料をとり過ぎると下痢を起こしやすく、排便時に肛門を刺激します。また、アルコールを大量に摂取すると、下痢や肛門部のうっ血を起こしやすくなり、痔の悪化につながります。

生活習慣を整える

痔は、食生活をはじめ生活習慣に大きく関わっている疾患です。痔を予防・改善するために、日頃から気をつけたい生活習慣の改善ポイントを見ていきましょう。

正しい排便習慣をつける

排便は、肛門の負担になるので無理にいきむことなく、3~5分かけて行います。トイレに長居しすぎると、痔になりやすくなったり、痔の悪化につながります。便を我慢しすぎないことも大切です。直腸が便の水分を吸収するため、便が硬くなって便秘になりやすくなったり、排便時に肛門を傷つけてしまいます。また、排便後は優しく拭き、トイレシャワーを使用するなど肛門を清潔に保ちましょう。

毎日入浴する

肛門を清潔にするため、毎日入浴しましょう。シャワーだけではなく、お湯につかることで肛門が温まり、血液の循環がよくなって痔の改善につながります。

同じ姿勢を長時間続けない

長時間座りっぱなしや立ちっぱなしの体勢は、肛門の筋肉が緊張したり、血行が悪くなるため、時々意識して姿勢を変えましょう。重たいものを持ち上げたり、中腰の姿勢も同じように肛門に影響が出るため、できるだけ控えます。

軽い運動やストレッチを行う

腸の働きをよくしたり、血行を促進するため、軽い運動やストレッチを行いましょう。特に寒い時期は、運動不足になりがちで便が硬くなるため、意識的に体を動かすとよいでしょう。

ストレスをためない

ストレスがたまると免疫力が低下し、便秘や下痢を起こすことがあります。便秘や下痢になると痔の症状が悪化するため、リラックスできるよう心がけましょう。

痔は、生活習慣に深く関係しています。便秘や下痢をはじめ、肛門に負担をかけないような生活を心がけて、痔の予防・改善に努めましょう。また、痔の中でも痔瘻(あな痔)や、重症の切れ痔やいぼ痔は医療機関での治療が必要です。我慢せずに医師に相談してください。

この病気・症状の初診に向いている科 肛門外科

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