スキンケア大学 ヘルスケア大学 メンズスキンケア大学

関節リウマチの原因と症状が出るメカニズム

更新日:2017/03/17 公開日:2015/11/24

関節リウマチの基礎知識

関節の痛みや腫れのほか、関節の変形までもきたす関節リウマチ。いったいどのようなことが原因で発症するのでしょうか。ドクター監修の記事で、関節リウマチの原因や症状が出るメカニズムについて解説します。

手足やひざなどの関節に痛みや腫れが出る関節リウマチ。関節リウマチの患者は日本におよそ70万人いるといわれており、決してめずらしい病気ではありません。多くの方を悩ませている関節リウマチは、どうして起こるのでしょうか。

関節リウマチの原因とは

関節リウマチの原因はまだ完全には明らかになっていませんが、免疫機能の異常が原因なことまではわかっています。

私たちの体に備わっている免疫機能は、本来、体内に侵入したウイルスや細菌などの異物を攻撃し、排除する働きをするものです。

簡単にいうと関節リウマチでは免疫システムが誤作動を起こします。本来、攻撃してはいけない自分の関節組織を外敵のように感知して攻撃することが原因で、関節の腫れ、痛みが起こるのです。

こうした病気は、「自己免疫疾患」と呼ばれます。

自己免疫疾患の原因は、発症しやすい体質(遺伝子)がおよそ40-60%程度影響していると推測されています。そういった素因を持っている人に、ウイルス感染、睡眠不足、喫煙、出産、手術やケガなどの身体的ストレスや疲労・精神的ストレスが積み重なることで発症します。また、最近の研究結果では、腸内細菌・口腔内細菌が発症原因に大きな影響を及ぼしていると推定されています。

関節リウマチの症状が起こるメカニズム

関節には、「軟骨」とともに、潤滑油の役割を果たす「関節液」が存在しています。この関節液が、関節のスムーズな動きを可能にしています。関節液は、薄い膜と滑らかな組織からなる「滑膜(かつまく)」で作られています。滑膜は関節を内側から包み込んでいます。リウマチによる炎症はこの滑膜から始まり、その後、軟骨、骨、靭帯にもダメージが広がっていきます。

ヘルスケア本