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リウマチ性疾患とは?定義や分類について

更新日:2018/05/22 公開日:2015/11/24

その他のリウマチ性疾患

関節リウマチは関節の周りにある滑膜が炎症を起こして痛む病気です。しかし、よく知られている「関節リウマチ」以外にもリウマチ性疾患として200種にもおよぶ病気が存在します。ドクター監修のもと、リウマチ性疾患の定義と分類について解説します。

「リウマチ」といえば、関節リウマチが代表的な病名として知られていますが、リウマチ性疾患と呼ばれる病気は、200種類にもおよぶとされるほど非常に多く存在しています。リウマチ性疾患とはどのようなものかという定義と、原因別の分類についてみてきましょう。

リウマチ性疾患とは

骨や腱、関節、筋肉にくわえて内蔵にも影響を及ぼす病気

一般的に関節リウマチのことを「リウマチ」と呼びますが、リウマチ性疾患は、関節だけではなく、骨、腱、筋肉といった体を動かすのに必要な器官がこわばったり、痛くなったり、また内臓にも影響が出ることがある疾患です。その数は200種にもおよぶともいわれ、代表的な関節リウマチのほか、皮膚や内臓にまで症状が出る「全身性エリテマトーデス」、痛みがあり骨が変形する「変形性関節症」、足の親指に激痛が起こる「痛風」などもリウマチ性疾患に含まれます。

症状が長期に渡り、合併症を兼ねるケースも

リウマチ性疾患は、その多くが原因不明、根本的な治療法がない、症状が長期に渡るといった特徴がみられます。リウマチ性疾患はその多くが単一疾患ではなく、複数の疾患(たとえば関節リウマチとシェーグレン症候群の合併、あるいは全身性エリテマトーデスと橋本病の合併など)を合併していることが多い疾患です。そのため、つねに合併症のことを念頭に置きながら治療を行うことが重要です。

リウマチ性疾患は原因別に5種類

「関節の痛み」という症状の裏には、さまざまなリウマチ性疾患の可能性が隠されており、治療にはまず原因を調べて明らかにすることが大切です。リウマチ性疾患は、原因によって大きく5つに分けられ、主な病気には次のようなものがあります。

免疫の異常によるもの

  • 関節リウマチ
  • 全身性エリテマトーデス
  • 全身性強皮症

細菌およびウイルスの感染によるもの

  • リウマチ熱
  • ライター症候群
  • ウイルス性関節炎

代謝の異常によるもの

  • 痛風
  • 偽痛風
  • 甲状腺および副甲状腺疾患

外傷や加齢による骨および軟骨の変形によるもの

  • 変形性関節症
  • 関節外リウマチの一部

その他原因不明な疼痛症候群

  • 線維筋痛症
  • 慢性疲労症候群

これらのリウマチ性疾患のうち

「全身性エリテマトーデス」については『高齢者に多い!「リウマチ性多発筋痛症」とは』をご覧ください。

「変形性関節症」については『年齢を重ねるごとに増加する「変形性関節症」とは』をご覧ください。

リウマチ性疾患のなかでも多い「関節リウマチ」とは

関節リウマチは関節に炎症が続いて徐々に破壊されていく病気で、発症する年代は30~50代、男女の比率でいうと1対4で女性が多いことが特徴的です。現在、関節リウマチに悩んでいる人は70万人とも100万人ともいわれています。初期症状としては、朝起きてから30分以内に手指がこわばり、動かしづらい状態が1時間続くなどがあります。

詳しくは、『関節痛だけではない!関節リウマチの症状とは『関節リウマチの原因と症状が出るメカニズム』をご覧ください。

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