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口の中が白い、痛い!口腔内が白くなる白板症

更新日:2016/12/09 公開日:2015/11/25

口内炎・口腔粘膜疾患の種類

白板症は、口の粘膜や舌、歯肉の摩擦によって生じた白い角化性の病変で、状態によっては、ただれや痛みをともなうこともあります。比較的発症頻度も高く、前癌病変の代表的なものだとされています。特に舌に生じたものは悪性化しやすいので注意が必要です。ここでは白板症の原因や症状、治療と対策について詳しく解説します。

口内炎ができると、口の中が痛くなったり、食べた物がしみたりと、つらい症状に悩まされます。口内炎とは、一体どのような状態のときにできるのでしょうか。口内炎が発症するメカニズムと、口内炎の主な症状について解説します。

口の中が白くなりただれることもある白板症

白板症は口の粘膜や舌、歯肉に生じる白い角化性の病変です。擦ったりしても除去できないのが大きな特徴です。発症頻度は比較的高く、前癌病変のもっとも代表的な病気です。がん化率は4.4~17.5%といわれています。

粘膜が欠損するびらん(ただれ)が生じることや、食べ物や飲み物が染みる痛みを伴うことがあります。特に舌に生じたものは悪性になる確率が高くなり、すでにがんを発症している恐れがあります。

白板症の原因

白板症の原因は残念ながら詳しく解明されていません。しかし50~60歳に多く、男性2:女性1の割合で、その中でも特に喫煙やお酒、過度なブラッシング、歯科金属、そのほか、さまざまな継続的な刺激が誘因だと考えられて

います。局所に継続的な刺激があると白板症を誘発します。また貧血、ビタミンAやビタミンBの不足、低タンパク血症や体質なども原因だといわれています。

白板症の治療

白板症は病変部の一部を採取し、顕微鏡で組織検査を行ってから治療を開始します。白板症の組織は実に多彩です。口内の広範囲に病変が表れた場合は、いくつもの部位から組織を採取して検査する必要があります。

治療はまず、継続的に刺激しているものがあればそれを除去します。禁煙や禁酒をしたり、歯科金属を取り除いたりします。また薬物療法として、ビタミンA剤を投与する場合もあります。もしも薬剤で改善が認められなければ、外科的治療に移ります。手術が最も多い方法です。

すでにがんが発生している場合は、がん治療を行わなければなりません。また悪性化するまでに長期間掛かる場合もあるので、根気良く経過観察をしながら治療を進めていきます。

白板症の対策

白板症は慢性的、継続的に局所に刺激が与えられることで発症すると考えられているため、日頃から注意をすることで予防が期待できます。喫煙や飲酒はできるだけ控え、歯磨きをする時は過度なブラッシングをしないように注意しましょう。ブラッシングの方法は、歯科クリニックで適切な方法を教えてもらうのも対策の1つです。

また歯科金属を取り付けて口腔内に何か異変が生じたら、再度クリニックを受診しドクターに相談しましょう。ビタミンAやビタミンBの不足も考えられるので、食生活のバランスを整えることも大切です。

この病気・症状の初診に向いている科 歯科口腔外科