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ニコチン性口内炎とは?

更新日:2016/12/09 公開日:2015/11/25

口内炎・口腔粘膜疾患の種類

口内炎にはいくつかの種類がありますが、ニコチン性口内炎もそのひとつです。タバコの成分のひとつであるニコチンと口内炎にはどのような関係があるのでしょうか。専門ドクター監修のもと、ニコチン性口内炎について解説します。

長期間喫煙を続けることで、口内炎を発症することがあります。喫煙が原因で発症するニコチン性口内炎には、どのような症状が見られるのでしょうか。治療方法についても解説します。

喫煙が原因で発症する口内炎

ニコチン性口内炎は、主にふたつのタイプに分けられます。ひとつは、口の中の粘膜や舌に、円形や楕円形状の白い潰瘍ができるタイプです。もうひとつは、口の中の粘膜にある小唾液腺(しょうだえきせん)が炎症によって赤く腫れるタイプです。後者のタイプは、口の中の白い粘膜に赤い斑点が見られます。どちらのタイプの口内炎も、自覚症状がない場合が多いですが、炎症を起こした部分が痛んだり、食べ物や飲み物がしみたりする場合もあります。

ニコチン性口内炎は、喫煙によって起こるものがほとんどです。長期間、タバコを大量に吸っている人ほど発症しやすいのが特徴です。タバコを吸うときに、タバコの煙の温度について意識する人はあまりいませんが、実はタバコを吸引するときの煙は熱く、乾燥しています。煙の熱気によって口の中が刺激され、軽くやけどをした状態になったり、乾燥した煙によって口の中が乾燥することで、口内炎ができやすくなります。ほかにも、ニコチンをはじめとするタバコの有害物質が口の粘膜に影響を及ぼして、口内炎が発症することが考えられます。

ニコチン性口内炎の治療法とは

ニコチン性口内炎は、口の中の状態や喫煙歴などから診断しやすいため、特に検査などを行う必要はありません。タバコを吸うことが原因のため、禁煙することで、数週間~数か月で改善することが多いといわれています。

禁煙が難しい場合は、まずタバコの本数を減らしましょう。そして、タバコを吸った後にうがいをして、口の中に付着した有害物質を洗い流します。また、喫煙することで、口内環境が不衛生になる場合があります。そういった点でも、うがいが重要となります。

長年吸い続けていた人が禁煙するというのは大変なことですが、タバコは口内炎だけでなく、口腔がんなどさまざまな疾患の要因となります。

現在はクリニックなどでも禁煙の相談や治療を行っていますので、そういったものを利用するのもおすすめです。

この病気・症状の初診に向いている科 歯科口腔外科

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