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不眠症の解消に効果的なツボとは

更新日:2017/07/26 公開日:2015/12/08

今すぐできる不眠症の解消法

不眠に悩まされているという人は、寝る前に「ツボ」を刺激してみるという手段もあります。今回の記事では、専門家監修のもと、不眠解消への効果が期待できるツボやツボ押しする際のポイントや注意点についてご紹介します。

なかなか寝つけない、熟睡できない、夜中に目が覚めてしまうなど、不眠症で悩んでいる人は、寝る前に「ツボ」を刺激してみるのもよい方法かもしれません。今回は、不眠症の解消に効果的なツボをご紹介します。

ツボって何?

ツボは、東洋医学の考えから生まれたものです。東洋医学では、体は「気(エネルギー)」、「血(血液)」、「津液(血液以外の体液)」という3つの要素で構成されているといわれています。これらが体の中にバランスよく、滞りなく巡っていることで、健康が維持されると考えられています。そして、この気血の通り道を「経絡(けいらく)」といい、経絡の中の要所にあるのがツボ(経穴)です。

経絡を通る気血に停滞や不足があると、体調不良を生じます。しかし、ツボに刺激を与えることで、気血の流れを整える効果が期待できるのです。

不眠の解消に効果的なツボ

不眠の解消に効果的とされるツボには、次のものがあります。ただし、ツボはあくまで補助的なものです。根本的に不眠症を改善したい人は、やはりドクターに相談し、適切な治療を行った方がよいでしょう。

ここで紹介するツボは、不眠のツボを刺激することで昼間活動時に活発になった交感神経を抑え、入眠しやすい状態にすることを目的としています。

失眠(しつみん)

足の裏側、かかとの中央の少しへこんだところにあるツボです。たかぶった神経を落ち着かせて眠気を誘うといわれています。

湧泉(ゆうせん)

効果は失眠と同じです。

安眠(あんみん)

耳たぶの後ろにある下に向かって尖っている骨から、指1本分くらい下(うなじとぶつかるあたり)にあるツボです。緊張をほぐす働きがあるとされ、不眠以外にも、頭痛、眼精疲労、めまい、肩こりの解消にも効果があるといわれています。

天柱(てんちゅう)、風池(ふうち)、完骨(かんこつ)

効果は安眠と同じです。

太陽(たいよう)

頭痛の改善、顔や目のむくみを解消、目の疲労回復に効果が期待できるといわれています。

百会(ひゃくえ)

不眠の改善、緊張緩和、リラックス、癒し効果、ストレス解消、痔や抜け毛、頭痛などの改善に効果が期待できるといわれています。

丹田(たんでん)

おへその下3~5cmあたりのところにあるツボです。あぐらをかいて、丹田に両手のひらを重ねて置き(女性は右手が下、男性は左手が下)、目を閉じて、丹田に意識を集中させます。そのままゆっくりと深く呼吸をしていると、心と体が落ち着き、眠気が起こってきます。

印堂(いんどう)

眉間の中心にあるツボです。不眠のほかにも鼻炎や眼精疲労、頭痛などへの効果が期待できます。

ツボの探し方・押し方のポイント

ツボは、おおよその位置が決まっているものの、人によって顔に違いがあるのと同じように、人それぞれでツボの位置も微妙に異なります。ツボを探すときは、目安となる場所の周辺を指で軽く押してみましょう。神経にズンと響くような痛みがある場所がツボです。

ツボを押すときは、3〜5kgくらいの圧力がちょうどよいとされています。力加減がよくわからない人は、ヘルスメーターなどを指で押してみて、どのくらいの強さなのかを確認するとよいでしょう。ただし、あまり厳密に考える必要はなく、自分が心地よいと思える強さでかまいません。

ツボの基本の押し方は、指の腹をツボに押し当て、「1、2、3」と数えてから、スーッと力を抜きます。これを何度かくりかえしますが、1つのツボを押す時間としては、全部で1〜2分程度にとどめておきましょう。あまり長く押し続けると、筋肉を傷めてしまうこともあります。

ツボ押しを控えるべき人とは

ケガや腫れものができている場合、ツボによる圧迫を防ぐためにも、そのような部位へのツボ押しは控えましょう。

また、食後直後は消化が促進されていることから、胃や腸に血液が集まっています。そのため、食後直後にツボ押しによって血液が分散し、消化不良を起こしやすい状態になることがあります。そして、飲酒をすると血流がよくなります。ですから、飲酒後のツボ押しを行うことも避けましょう。

ご自身・ご家庭でいわゆるマッサージや指圧(ツボ押し)などをする際の注意点

  1. 1.マッサージや指圧などは身体に影響を及ぼす行為です。ご自身・ご家庭で行う場合は、部位の把握や力の加減が難しく、身体への影響には個人差があります。
  2. 2.病気やケガ、痛みがある場合は、マッサージや指圧などをするまえに医師の診断やアドバイスを受けましょう。
  3. 3.食後、飲酒時、妊娠中など、普段と異なる体調の際は、自己判断によるマッサージや指圧などは避けましょう。
  4. 4.マッサージや指圧などをしたことで体調が悪くなったり、痛みなどが出た場合は、すぐに医師に相談しましょう。また、症状が改善しなかったり悪化したりするようなら、医療機関を受診しましょう。

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