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生理の経血(出血)量が少ない原因と知っておきたい対処法

更新日:2018.01.09
公開日:2015.11.24
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この記事の監修者
スキンケア大学参画ドクター

生理の経血が少ないのはどのような原因が考えられるのか、注意点も含めてドクター監修の記事でお伝えします。不妊を予防するためにも、経血量が少ないと感じたら早めに受診するなど対策をしておきましょう。

生理の経血が少ない場合、どのような理由があるのでしょうか。一般的に経血量の多い生理2日目でも極端に少ないときには、原因を調べて、適切な対処をするようにしましょう。

生理の経血(出血)量が少ない原因とは

経血の量には個人差がありますが、多くの人は生理初日から3日目に多く出血があります。この時期には、2時間おきくらいにナプキンを替える必要があるといえます。

ところが、初日や2日目でも頻繁にナプキンを交換しなくてよかったり、昼用のナプキンだけで夜を問題なく過ごせるようであれば、経血量が少ないと考えてよいでしょう。このように経血が少ない場合には、過少月経の可能性があります。

過少月経とは、月経の出血量が異常に少ないことをさします。子宮の発育が十分でないほか子宮内膜の癒着など子宮に何かしらの異常がある可能性が考えられます。

また、卵巣機能が低下してホルモンの分泌が減少していることも考えられます。この場合、いつの間にか無排卵になってしまうケースもあるので注意が必要です。

経血の量は、60~120mlが適正とされています。子宮内膜がはがれ落ちたものが経血となって出てくるので、経血量は子宮内膜の厚さに左右されると考えてください。つまり、経血量が少ないということは、子宮内膜が薄いということ。受精卵が着床しにくくなっている可能性もあるでしょう。

ただし、もともと経血量が少ない体質の方もいます。また、ピルを服用している方は経血量が少なくても心配する必要はほとんどないでしょう。

月経時に経血が少なくなったときの対処について

卵巣機能は、ストレスの影響を受けて低下してしまいます。ストレスをためないように、規則正しい食事と睡眠をとれる生活を送ることが大切です。

また、出産を望んでいる方は、経血量の少なさが気になった段階で受診をしておくとよいでしょう。ホルモンの状態を把握しやすくするため、受診の際には、1~2周期分の基礎体温を記録しておくことをおすすめします。経血が少ないと不妊の原因となる可能性もあるので、早めに婦人科で診察を受け、適切な治療を受けましょう。

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