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基礎代謝の上げ方は肝臓の働きを理解することから!

更新日:2016/12/09 公開日:2015/12/18

ダイエットにおける代謝

肝臓にはどのような働きがあるかご存じですか?肝臓は、アルコールなどの分解のほかに、糖や脂肪を代謝する働きがあります。肝臓の健康を保ち、代謝の低下を防ぎましょう。肝臓の働きと代謝の関係について解説します。

肝臓というと、アルコールの分解に関わる臓器、というイメージが強いですが、実は基礎代謝にも大きく関わっています。

基礎代謝の27%を肝臓が担っている

肝臓は、体重の50分の1程度の重さがあり、人間の臓器の中でもっとも大きいものです。肝臓には、代謝を含め主に3つの重要な働きがあります。

解毒

アルコールや薬物など体にとって有害な物質は肝臓で分解され、体に悪影響が無いように無毒化されます。

胆汁の生成と分泌

古い赤血球やコレステロールから胆汁を生成します。胆汁は十二指腸に流し込まれ、脂肪の消化吸収をサポートしたり、肝臓でつくられた老廃物を排泄します。

代謝

体に取り込まれた糖や脂肪は、主に肝臓で代謝されています。そのほか、細胞膜に存在する物質や血液を凝固させる物質、ホルモンや神経伝達物質の素材など、多くの物質が肝臓で代謝されています。

このように、肝臓は代謝にとって重要な臓器であり、多くのエネルギーが肝臓で発せられています。

そして、呼吸や体温調節などでエネルギー消費する基礎代謝の27%は肝臓で行われています。つまり、肝機能を正常に保つことが、代謝を落とさないために重要となるのです。

代謝を落とさないために気をつけたいこと

基礎代謝にとって重要となる肝臓の働き。肝臓の機能が落ちると全体の代謝量が落ち、肥満を招きやすくなります。

たとえば、脂っこいものや炭水化物ばかり食べていたり、飲酒の量が多すぎたりすると肝臓に負担がかかり、肝機能が低下します。

さらに、肝臓に負担がかかった状態が続くと、中性脂肪が過剰に肝臓に蓄積する「脂肪肝」を招くこともあります。脂肪肝には、アルコールの摂り過ぎによって起こるアルコール性脂肪肝や、食べ過ぎが原因となる非アルコール性脂肪肝があるほか、極度に食事制限をすることでも低栄養性脂肪肝になることがあります。

つまり、肝臓の働きを正常に保ち、代謝の低下を防ぐには、バランスのよい規則正しい食事が重要ということです。肝臓は「沈黙の臓器」とも呼ばれ、不調が起きても症状を感じにくく、そのため、知らず知らずのうちに悪化していることもあります。

健康のためにも、ダイエットのためにも、日々の生活習慣に気を配ることが大切です。

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