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血液型の検査方法と適切な検査時期について

更新日:2018/05/23 公開日:2016/01/14

血液型の基礎知識

血液型はどんな方法で調べるのでしょうか。子どもが生まれたら、すぐに血液型を知りたいと思う人もいますが、検査はいつでも行えるのでしょうか。ドクター監修のもと、血液型の検査方法と適切な検査時期について解説します。

血液型を調べるためには、どのような検査を行うのでしょうか。また近年、新生児の血液型を知りたいという両親が増えていますが、血液型を調べるのによい年齢はあるのでしょうか。血液型の検査方法と、お母さんが子どもの血液型を調べてあげるタイミングはいつがよいのかについて解説します。

血液型の検査方法

血液型にはいろいろな種類がありますが、一般的かつ輸血において重要なのはABO式血液型です。ABO式血液型は、人間の血清中に存在する抗体と赤血球の反応を2種類の試験薬を使って確認することによって、どの型であるかを区別できます。

血液型の検査方法は、赤血球表面上の抗原を調べる「オモテ検査」と、血清中の抗体を調べる「ウラ検査」の両方を行います。双方の結果が一致することで、血液型が判定されます。

赤血球表面上には、A型の抗原、B型の抗原、AとB両方の抗原、どちらの抗原もないものがあります。血清中には、赤血球表面上のA抗原と反応する抗A抗体、B抗原と反応する抗B抗体、抗A抗体と抗B抗体のどちらももつもの、どちらももたないものがあります。赤血球表面上にA抗原、血清中に抗B抗体をもつものをA型、赤血球表面上にB抗原、血清中に抗A抗体をもつものをB型、赤血球表面上にAおよびB抗原、血清中には抗体をもたないものをAB型、赤血球表面上にA、B抗原をもたず、血清中に抗A抗体および抗B抗体をもつものがO型です。

新生児の血液型は正確でない?適切な検査時期とは

生まれたばかりの赤ちゃんは、まだ抗体がつくられていません。一般的に生後3か月ごろから抗体を産生し始め、生後1年でほぼすべての赤ちゃんに抗体が産生されます。この間はまだ母体から移行した抗体が反応することもあるため、ウラ試験を正しく行うことができません。そのため、オモテ試験の結果のみという条件つきで、血液型を決定します。

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