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PMSの症状は年齢で変わるの?

更新日:2017/06/07 公開日:2015/12/16

PMSの原因と対処法

PMSの症状は、几帳面や神経質などといった性格傾向や、ストレスなどに影響を受けやすいことで知られていますが、年齢や出産経験によっても症状が変わるものなのでしょうか。ドクター監修の記事で詳しく解説していきます。

ストレスや食生活の乱れなどはPMSの症状に影響するといわれていますが、年齢や出産経験でも症状は変わってくるのでしょうか。

年齢よりも環境の変化が影響する

PMSの症状は、10代後半から40代前半までの時期に現れることが多く、産婦人学会が発表している資料によれば、PMSの実態調査の結果として、年代によって有意に見られるPMSの症状には違いがあるとされています。

しかし、実際にはPMSの症状は個人差が大きく、誰にでもそういった傾向があるわけではありません。年代ではなく、その人の性格や生活背景によって、症状や症状の現れ方が変わってくるのです。

一方で、「30代中期症候群」ともいわれるほど、30代は症状が重く出やすいともいわれています。

これには、年齢よりも、30代に多く見られる環境の変化が関係していると考えられます。

ライフステージとして、30代は20代に比べて仕事の責任が重くなり、私生活でも結婚や子育てに追われ、さまざまなライフイベントにより自分のケアがしにくくなる傾向にあります。もちろん、責任の重さや忙しさがすべてストレスになる訳ではありません。しかし、責任を果たすことや多くの役割を担うことはストレスに繋がりやすいため、PMSの症状が重くなり、すると重い症状が一層ストレスを強くするといった悪循環を招いてしまうのです。

出産後の変化も精神的な影響が大きい

PMSの症状は出産経験によっても異なるともいわれていますが、やはりそれも精神的な要素が関係していると考えられます。産後は、ゆっくり休む時間もとれず、小さな子どものお世話に追われるためストレスを抱えやすく、こういったストレスの影響によって、イライラや抑うつといった精神的な症状が出やすい傾向があります。

PMSの症状緩和のために生活を見直す

ストレスのとらえ方を変える

PMSに悩む人は物事のとらえ方に偏りがあったり、細かいことが気になったりするなど、自分でストレスを生み出してしまう傾向があります。特に、生理前の時期は精神の安定に役立つセロトニンが低下するため、セロトニンを増やすような生活を送るとよいでしょう。

たとえば、カモミールやゼラニウムなどのアロマを楽しんだり、ときには思いきり泣いたり、感情の発散も大事です。運動は過激なものではなく、ストレッチやウォーキングなどの有酸素運動をとり入れましょう。

食事に気を配る

不規則な食事はPMSの症状を悪化させる要因のひとつです。PMSの改善にはビタミンやミネラルを含む食品を中心にバランスよく、規則正しい食事を心がけてください。

イライラや抑うつが気になる場合は血糖コントロールが重要になります。空腹時に甘い物や炭水化物をとることを控えたり、食事の順序も野菜→魚や肉→主食といったコース料理の食べ方を意識するとよいでしょう。

なお、生活の見直しをしても気になる症状が続く場合には婦人科受診をおすすめします。

この病気・症状の初診に向いている科 婦人科

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