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みぞおちの痛みは胃炎の症状!急性胃炎・慢性胃炎の違いと治療法

更新日:2016/12/15 公開日:2016/01/19

胃痛の原因と症状、対処法

みぞおちがキリキリと痛む場合は、胃腸に関連した病気が疑われます。特に考えられるのが「急性胃炎」と「慢性胃炎」。これらは一体何が違うのでしょう。2つの胃炎の原因と治療法について、ドクター監修のもと、詳しく解説します。

「急性胃炎」と「慢性胃炎」。2つの胃炎の原因と治療法について、解説します。

みぞおちの痛みをともなう疾患と原因

みぞおちに痛みがある場合、胃腸に関係した病気が考えられます。まず、食べ過ぎ飲み過ぎによって、みぞおちが痛くなることがあります。また、香辛料の強いものや炭酸飲料、熱すぎたり冷たすぎたりするものを摂取すると、胃酸が過度に分泌され、胃の粘膜などが傷つき、みぞおちの痛みにつながることがあります。さらに、精神的・肉体的ストレスも、自律神経を乱して胃酸過多となり、みぞおちが痛む原因になることがあります。

これらの症状で特に疑われるのが、「急性胃炎」と「慢性胃炎」です。では、この2つの胃炎は何が異なるのでしょう。

急性胃炎について

急性胃炎は、その名の通り急激に胃が炎症を起こし、激しい痛みをともないます。食べ過ぎや飲み過ぎ、食中毒、過度なストレス、アレルギーなどが要因で、胃粘膜がただれてしまうためです。

症状としては、みぞおちの激しい痛みや、吐き気や下痢などがあります。この場合、できるだけ消化のよい食べ物をよく咀嚼(そしゃく)して食べ、胃を休ませます。症状がひどい時は、嘔吐(おうと)や吐血することもあります。細菌やウイルスの感染も疑われるため、主治医に相談してください。感染による胃炎の場合は、抗生剤の服薬により治療します。

慢性胃炎について

慢性胃炎は、胃もたれ、胃の不快感、食欲不振、腹部膨満感、胸やけ、ゲップなどの症状が現れます。長期間におよぶ喫煙や飲酒、ストレス、また、加齢による胃の劣化も原因として考えられます。さらに、ピロリ菌の感染も疑われます。ピロリ菌感染によって、萎縮性胃炎という胃粘膜の炎症が続き、胃粘膜が薄くなる状態の慢性胃炎が引き起こされると、長期間の炎症によってがんの発生率が高まることもあります。萎縮性胃炎と診断された方は、年に一度程度の内視鏡検査をしてもらうとよいでしょう。

胃炎にならないために

胃炎は、服薬による治療が可能です。しかし、生活習慣によって引き起こされた場合は、その原因をつきとめることが先決です。喫煙や過度の飲酒はなるべく避け、お酒を飲むときは、チーズなどの乳製品を摂取しながら胃粘膜をガードすることを心がけてください。また、なるべく規則正しく食事し、胃に刺激の強い食べ物は避けます。そして、十分な睡眠時間と、運動時間を確保し、できるだけストレスをためない生活を心がけましょう。

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