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生理中に受けられない人間ドックの検査項目とは

更新日:2016/12/09 公開日:2016/01/21

人間ドックの基礎知識

女性の場合、人間ドックの予約日に生理が重なってしまうことも考えられますが、生理中でも一部の項目を除いて人間ドックを受けることができます。生理中に受診できない検査項目やその理由、対処方法について紹介していきます。

人間ドックで生理中に受けられない検査について説明します。

生理中に人間ドックは受けられる?

人間ドックを予約した際に、その日に生理が重なってしまったら人間ドックはどうしたらよいのか不安に感じたことはありませんか?

人間ドックは生理中でも、ほとんどの検査項目を受けることができますので不安に感じる必要はありません。受けられない可能性がある検査は、子宮に関する検査や潜血が関係する検査です。これらについては日付の変更が可能な場合もあります。事前に医療機関に相談して人間ドック、あるいは不可項目のみのスケジュールを変更するか、生理中ということを申告して当日できる範囲での検査を行う必要があります。

生理中に受けられない検査項目

尿検査・便潜血検査

生理中の場合、尿検査では潜血反応や蛋白反応が出てしまいます。尿糖は正常に検査可能ですので、潜血や蛋白の反応結果が不要の場合は、申告のうえ生理中に受けることができる場合もありますが、医療機関によって対応は異なります。検診の意義から考えると生理が終わってから改めて受けることが望ましいです。

また、大腸がんの検診で行われる便潜血検査でも生理中は経血を偽陽性と判断される可能性があるため、検査精度の問題から受診は避ける方がよいでしょう。

どちらの検査も医療機関によっては後日再提出の対応が可能な場合がります。生理中の場合は事前に相談しておくことをおすすめします。生理であることを申告せずにそのまま受診することだけは避けましょう。

子宮がん検診

子宮頸部細胞診では器具で子宮口と子宮頸部をこすって細胞を採取する必要があります。そのため、生理中は経血の量によって本来取らなければならない細胞がうまく取れないため検査が不可能になったり、無理に行っても精度が落ちることがあります。そのため、医療機関では生理時は完全に受診不可にしている場合と、経血量によって検診が可能かどうか、ドクターが判断する場合があります。経膣エコー検査も受けられないことが多いとされています。

臨床検査のひとつである、婦人科腫瘍マーカーも卵巣がんなどに関係する腫瘍マーカーの中に生理中に数値が上がりますので、正確な診断結果を得たい場合には生理中の検診は避けておいた方がよいでしょう。

注意が必要な検査

月経前・月経中は女性ホルモンの影響で乳腺への血流が増加し、乳腺組織も増加傾向にあるため、触診において全体的に乳腺が腫れているように感じられます。またマンモグラフィー(乳房X線写真検査)や超音波検査において正常組織とがんとの識別がしにくくなるため、月経後の検査が推奨されます。

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