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前兆がある?おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の流行時期と予防法

更新日:2018/05/25 公開日:2016/02/10

おたふく風邪(流行性耳下腺炎)の基礎知識

おたふく風邪の原因であるムンプスウイルスは、飛沫、接触感染により感染します。では、おたふく風邪の流行時期は、いつなのでしょうか。ここでは、ドクター監修の記事で、流行時期と予防法についてご紹介します。

おたふく風邪の流行時期とはいつなのでしょうか。ここでは、おたふく風邪の流行時期と、発症前にできる予防法についてご紹介します。

おたふく風邪の流行時期について

現在、おたふく風邪の流行時期は季節に関係なく1年中感染することが多くなっています。過去には、初冬から春に流行することが多かったようです。これは保育園や幼稚園、小学校の入園、入学の頃です。そして、夏休みに入る頃には減少していたといわれています。最近では、都市部を中心に、季節に影響されることなく、年中流行する傾向があります。3年程度の周期で大流行することがあり、患者の9割近くが15歳未満の子供です。3~10歳の子供に多く見られる特徴があります。

おたふく風邪の原因であるムンプスウイルスは、くしゃみや咳など唾液を介する飛沫感染と接触感染が感染経路なので、子供がたくさん集合する幼稚園や保育園、学校などで集団行動を行っているうちに感染することが考えられます。

おたふく風邪は、耳下腺が腫れる前の潜伏期間中にも感染力があり、症状がでない不顕性感染者(およそ30%)も感染源となるため、そこからの感染が考えられます。

おたふく風邪の予防方法

おたふく風邪の原因であるムンプスウイルスは、症状の出ない不顕性感染が約30%あるといわれています。また、耳下腺の腫れが見られるまで、2~3週間かかるといわれていて、耳下腺が腫れる6日前までに周囲の人を感染させてしまうことがあります。

感染者が、発症してから自宅療養するだけでは流行を止めることができません。おたふく風邪もインフルエンザなどと同様、飛沫感染や接触感染するので、日ごろから手洗いとうがい、マスクの着用を心がけましょう。しかし、学校や保育園など集団で生活する場での予防は大変難しいのが現実です。ムンプスウイルスの感染を受ける前に、発症予防効果のある生ワクチンの接種を受けて、免疫をつけておくことが望ましいでしょう。ワクチンの予防効果を確実にするためには、2回接種が推奨されています。

また、大人にも、ムンプスウイルスの抗体を持っていない人がいます。重症化を避けるためにもワクチン接種は有効でしょう。周囲におたふく風邪の発症者がいたとしても、3日以内に予防ワクチンを接種することで、軽減できるともいわれています。

この病気・症状の初診に向いている科 耳鼻咽喉科

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