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子供のとびひ!保育園の登園はいつから大丈夫?

更新日:2018/04/26 公開日:2016/02/11

とびひの乳幼児が医師に見送られる画像

子供がとびひ(伝染性膿痂疹)になったとき、幼稚園や保育園、学校の出欠や集団生活における過ごし方について悩む親が多いようです。ここでは、よくある疑問に答えます。

とびひ(伝染性膿痂疹)はうつる伝染病

とびひには2種類あります。そのほとんどは乳幼児がかかりやすい水疱性膿痂疹(すいほうせいのうかしん)で、水疱ができるのが特徴です。もう1種類は、かさぶたができる痂皮性膿痂疹(かひせいのうかしん)です。

いずれのとびひの場合も肌のバリア機能が低下しているところ(アトピー性皮膚炎や乾燥肌など)や、傷口から菌が侵入して感染することにより発症します。

とびひの水疱や膿疱(のうほう)は破れやすく、掻いたりすることで水疱の中の菌が拡散して、身体の他の部分や、他の人に感染する要因となります。

水疱性膿痂疹は特に夏に多くみられます。乳幼児は、この時期にあせもや虫さされなどから菌が侵入し、発症しやすくなります。また、皮膚の内部に侵入した菌が、高温多湿の気候のため増殖しやすいことも要因の1つと言えます。一方で、痂皮性膿痂疹は子供よりも成人に多く見られ、季節によらず発症します。

子供からとびひの症状が見られたら登園を控えるべき?

とびひは学校保健安全法という法律の中で、学校感染症の「第三種(その他の感染症)」として扱われています。『出席停止の措置は必要がない』と考えられる部類に入るので、とびひで休ませるように法律上義務づけられているわけではありません。

症状が広範囲に広がっている場合は、幼稚園・保育園、学校の出席を一定期間見合わせるのが望ましいですが、水疱などの病変部をガーゼなどで外用処置してきちんと覆ってあれば、欠席する必要はないと、日本臨床皮膚科医会をはじめとする複数の医療機関が統一の見解を出しています。

望ましい処置としては、子供がとびひを発症したら幼稚園・保育園、学校に連絡をとり、出欠を含め対応を相談するのがいいでしょう。

人が触れ合う機会が多い場所は感染しやすい

とびひの主な原因菌は人から人、物から人へ移動します。保育園・幼稚園では長時間集団行動をしていますので、このような施設は、比較的とびひが感染しやすい環境と言えます。子供が所属している保育園などによっては、プールやお風呂に集団で入る施設もあります。

とびひになった場合のプールと入浴についても複数の学会が合同で意見を出しており、「プールの水ではうつりませんが、触れることで症状を悪化させたり、ほかの人にうつす恐れがありますので、プールや水泳は治るまで禁止して下さい」と記載されています[1]。

乳幼児はとびひが悪化しやすい傾向にあります。「とびひかな?」と疑う症状を見つけたら、他の子供にうつす可能性もあるので、早めに医師の診断を受けましょう。

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