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子供の虫歯(むし歯)の原因と年齢別の予防方法

更新日:2018/02/20 公開日:2016/02/24

子供の歯の基礎知識

子供の虫歯(むし歯)について、ドクター監修のもと解説します。子供は、成長とともに口の中が変化していくので、年齢によって虫歯になる原因も変わってきます。そこで今回は、それぞれの年齢別の虫歯の原因・予防方法をご紹介していきます。

子供が虫歯になる原因や予防方法を、年齢別で見ていきましょう。

そもそも虫歯ってどうしてなるの?

虫歯は、虫歯菌が出す酸によって、歯が溶かされていく病気で、「歯質」「細菌」「糖」という3つの要素が全て揃い、そこに「時間」の経過が加わることで、起こると考えられています。

虫歯菌は、口の中の糖を餌にして、「歯垢(プラーク)」という歯に付着するネバネバした物質をつくり出します。虫歯菌は、歯垢の中でさらに繁殖し、糖を分解して、酸を発生させます。そして、この酸によって、歯の表面からカルシウムなどが溶かし出され、穴ができていくのです。

年代別!子供が虫歯になる原因、予防のポイント

子供の口の中は、成長とともに変化していくため、それぞれの年代で、虫歯になる原因が異なります。年代別の虫歯になる原因と、その予防のポイントを見ていきましょう。

0~3歳の子供の虫歯の原因、予防

生後6か月頃から乳歯が生え始めます。

原因
周りの人の唾液を介した虫歯菌の感染
哺乳瓶虫歯(哺乳瓶をくわえたまま寝かしつける、哺乳瓶でスポーツドリンク・乳酸飲料・ジュースを与える)
乳歯は歯質が弱く、虫歯菌への抵抗力があまりない
予防
保護者が虫歯のない清潔な口を保つ
口移しで食べさせない
同じ箸を使わない
間食の種類・回数のコントロール
保護者による歯磨き
歯科でのフッ素塗布

この年代のお口のケア方法は、『赤ちゃんが歯磨きを始める時期と、虫歯を予防する方法』『歯の生え始め~3歳頃の子供のお口のケア・歯磨き』で詳しく紹介しています。

3〜6歳の子供の虫歯の原因、予防

3歳頃になると、乳歯が全て生え揃います。

原因
周りの人の唾液を介した虫歯菌の感染
甘いものをダラダラと時間をかけて食べさせる
乳歯は歯質が弱く、虫歯菌への抵抗力があまりない
予防
保護者が虫歯のない清潔な口を保つ
間食の種類・回数のコントロール
自分磨きをさせてから、保護者による仕上げ磨き
歯科でのフッ素塗布、シーラント(奥歯の溝を塞ぐ処置)、定期検診

この年代のお口のケア方法は、『3歳~6歳頃の子供のお口のケア・歯磨き』で詳しく紹介しています。

6歳~12歳の子供の虫歯の原因、予防

6歳頃になると乳歯が抜け始め、永久歯に生え変わっていきます。

原因
生え始めの永久歯は、歯質が弱く、虫歯菌への抵抗力が弱い
乳歯の奥歯の奥に「第一大臼歯(6歳臼歯)」が生え始めるが、歯ブラシが届きにくい
乳歯と永久歯が入り混じった凸凹の歯並びで、磨きづらい
予防
規則正しい食生活
間食の種類・回数のコントロール
第一大臼歯が生えきるまでは保護者が仕上げ磨き・仕上げチェックを
歯科でのフッ素塗布、シーラント、定期検診

この年代のお口のケア方法は、『6~12歳頃(歯の生え変わり時期)の子供のお口のケア・歯磨き』で詳しく紹介しています。

12歳以降の子供の虫歯の原因、予防

12歳頃を過ぎると、そろそろ永久歯が全て生え揃います。

原因
買い食い、夜食、ダラダラ食いなど食生活が乱れる
学校の勉強、部活、塾通いなどに忙しく、歯磨きがおろそかになりやすい
保護者の仕上げ磨き、仕上げチェックが行われない
予防
正しい食生活
毎日の歯磨き、デンタルフロス
歯科でのPMTC(専門器具を用いたクリーニング)、定期検診

この年代のお口のケア方法は、『子供の歯周病・歯肉炎に注意!12歳以降の子供のお口のケア・歯磨き』で詳しく紹介しています。

もし、子供が虫歯になってしまった場合は、『赤ちゃん・子供の虫歯治療ってどういうもの?』を御覧ください。

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