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盲腸(急性虫垂炎)で入院したときの治療・期間

更新日:2018/05/29 公開日:2016/02/29

盲腸の診断・治療法

盲腸(急性虫垂炎)にかかった場合、基本的には手術による治療を行います。手術を行う際は入院が必要となります。ドクター監修のもと、入院期間の目安や入院時の治療方法、手術について解説していきます。

入院時に行われる盲腸(急性虫垂炎:acute appendicitis)の治療について紹介します。

盲腸(急性虫垂炎)の治療は手術が中心

盲腸(急性虫垂炎)の治療は、手術による虫垂切除が一般的です。虫垂炎の手術は、上級医の監督のもとで研修医が執刀する難易度の低い程度のものから、上級医でも難しい程度のものまでさまざまです。しかし、開腹し麻酔薬も使うのでリスクはゼロではありません。この手術は日帰りではできませんので、入院して行います。

虫垂の切除手術は、抗生物質を静脈内に投与し、開腹または腹腔鏡を使って行われます。開腹しても虫垂に異常がないケースもあり、その率は5~15%で、特に若い女性では婦人科疾患との区別が困難な事もまれではありません。しかし、盲腸(急性虫垂炎)の疑いがあるときに、診断に時間をかけすぎると、命とりになることも。

盲腸(急性虫垂炎)は、時間が経つと虫垂の破裂を起こし、病状をさらに深刻化させます。発症から48時間たつと、虫垂が破裂する可能性は80%にもおよび、まれに24時間以内に破裂するケースも。盲腸(急性虫垂炎)は、早期治療が重要な病気なのです。

開腹して虫垂に異常がなかったとしても、今後の発症を防ぐため、ほとんどの場合は虫垂を切除します。手術の方法や注意点などについては『手術が必要となる盲腸(急性虫垂炎)の治療』をご覧ください。

なお、炎症がきわめて軽い場合には、手術をせず薬物療法も可能ですが、再発や治りきらない可能性もあり、判断には注意が必要です。薬物療法に関してもリスクはともないますので、詳しくは『盲腸(急性虫垂炎)の治療法である「薬で散らす」とは』をご覧ください。

入院時に行われる盲腸(急性虫垂炎)の治療法

炎症が軽い早期の段階で手術できれば、入院期間は約1週間です。腹腔鏡を使った手術の場合は、傷が小さくて済むため、2〜3日程度で退院が可能。ただし、あくまでも目安で、盲腸(急性虫垂炎)が進行していた場合や、他の病気を併発した場合は、入院が長期化する可能性があります。

手術の方法によって異なりますが、入院中は点滴による抗生物質の投与、痛み止めの服用などの治療を行います。食事や入浴をはじめ、手術当日は安静を保つなど、行動に対する制限も設けられます。入院の際は医師や看護師の指示を守り、回復に努めましょう。

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