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赤ちゃん・子どものいびきの原因と対処法

更新日:2016/12/09 公開日:2016/02/16

いびきの基礎知識

いびきが気道を通る時の振動音である以上、赤ちゃんや子どもでもいびきをかくことはありえます。しかし、赤ちゃんが激しいいびきをかいていたり、睡眠中に呼吸が苦しそうな場合は、何らかの病気の可能性があるため病院での早期治療が必要になります。ここでは、赤ちゃんのいびきにどんな病気が隠れているのか解説していきます。

寝ている赤ちゃんのいびきが気になったり、呼吸が苦しそうにしている状態が続く場合は、病気が隠れている可能性も。以下では、赤ちゃんのいびきの原因、対策について解説します。

注意すべき赤ちゃんや子どものいびきの症状とは

基本的にいびきは何らかの理由で気道が狭くなり起こる振動音なので、赤ちゃんでもいびきをかくことがあります。ですが、寝ているときに激しいいびきをかいていたり、息苦しそうにしている場合は、なんらかの病気を抱えているかもしないので注意が必要です。激しいいびきや、無呼吸を発症している赤ちゃんは、深い眠りにつくことができていません。十分な睡眠が取れないと、成長ホルモンがうまく分泌できなくなり、成長や発達に影響が出る可能性があります。

いびき以外の症状として、日中にぼーっとしていることが多い、いつも口呼吸をしている、息を吸い込んだ時にお腹は膨らむのに胸部が陥没している、などという症状がある場合は、すぐに医師に相談しましょう。

赤ちゃんや子ども特有のいびきの原因

赤ちゃんや子どもが激しいいびきをかく原因として、

・鼻の奥にある咽頭扁桃(アデノイド)の肥大

・舌の付け根の部分にある口蓋扁桃の肥大

などがあげられます。

どちらの器官も正常より大きくなることで、空気の通り道である気道が塞がれてしまい、いびきが発生します。特にアデノイドの肥大は小児特有の病気で、睡眠時無呼吸症候群を引き起こすことがあります。これらは、大きくなる原因は解明されていません。また、花粉症などによるアレルギー性鼻炎によって慢性的に鼻づまりが続いている赤ちゃんや子どもは、口呼吸をする習慣がついてしまい、寝ているときにいびきをかきやすくなります。

赤ちゃんや子ども特有のいびきの対処法

赤ちゃんや子どもがいびきをしている場合は、必要に応じて病院で診てもらいましょう。治療が必要な場合、手術治療と保存的治療がありますが、原因が咽頭扁桃(アデノイド)や口蓋扁桃の肥大の場合は、気道を塞いでしまう扁桃そのものを切除・摘出する手術治療を行います。手術は全身麻酔をして行われ、入院期間は1週間ほどです。

この手術によって気道が確保されるため、いびきなどの症状はすぐに改善されます。保存的治療をする場合は、アレルギー性鼻炎などが原因のケースで、抗ヒスタミン薬(アレロックなど)などを投与します。

激しいいびきや、無呼吸を発症している赤ちゃんの睡眠障害は、発育不良の原因となる可能性もあります。赤ちゃんの寝息にも気を配るようにし、必要に応じて病院を受診するようにしましょう。

この病気・症状の初診に向いている科 呼吸器科